皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
今日は、皆さんに「バリの海での安全に泳ぐ為の注意点」をお話しします。
バリ島南部のビーチには「BALAWISTA / バラウィスタ」という
プロのライフガード団体がビーチの安全を監視して居ます。
バドゥン県のそれぞれビーチポイント毎に分担していて、
バラウィスタのライフガードさんは、赤い海水パンツが目印。
皆さん真っ黒に日焼けしたマッチョ&イケメンもいます。
このバラウィスタのライフガードさん達が、バリ島南部の海を陰ながら支えているのです。
バラウィスタはオーストラリアで有名なプロのライフガード組織とも提携していて、
毎年オーストラリアからプロのライフガードを招いて実地訓練を行うなど、
海の安全を守る為にとても熱心に勉強を続けています。
オーストラリアから贈られた、救助用のジェットスキーも所有しているんですよ。
毎年定期的に開かれる1週間の期間限定強化特訓は、非常にタフなメニューであることで有名。
その特訓で結果を残した人だけに与えられる "ブロンズ" というタイトルは、
持つこと自体がとても難しい、栄誉あるタイトルなんですよ。
さて、バリ島の美しいビーチを楽しみにしている皆さんに、
どうしても知っておいて欲しいビーチでのお約束があります。
それは「赤と黄色の旗が立っている間で遊泳して下さい」ということ。
このビーチに立てられている「赤と黄色の旗」は国際規定色なので、
日本でもオーストラリアでも同じ。 上半分は赤、下半分が黄色です。
この2色の旗が立っている間が『遊泳可能な場所』という目印なんです。
反対に、赤1色の旗が立っている時は『遊泳禁止』のサイン。
赤1色の旗がビーチに立っていたら、決してその区域では泳がないで下さい。
この「赤と黄色の旗」「赤1色の旗」の意味を、必ず覚えておいて欲しいと思います。
バリ島南部の、一見穏やかそうに見える波打ち際と言えども、
海の中では外側から分かりづらい、海流が混ざり合っているところが沢山あります。
2つの海流が混ざり合っている場所は、
ビーチに打ち寄せた後、沖に引っ張っていく力がとても強いんです。
クタビーチやスミニャックビーチなど、
『ホテルから近いビーチで、可愛い貝殻でも拾って遊ぼ!』と、
朝から夕方まで、気軽にビーチで遊ぶ事が出来ますが、
特に小さいお子さんを連れて波打ち際で遊ぶ際には、
まず、周りに赤と黄色の旗が立っている事を確認したうえで、
更に、決してお子さんから目を離さないで下さいね。
お子さんから目を放してはいけない理由は、
思いがけず、突然大きな波が来る事があるから。
大の大人でも巻かれてしまうくらいの波が来る事だってあるんですよ。
その点、サヌールやヌサドゥアのビーチは、
波がほとんど無い、穏やかな遊泳向けといえるビーチがありますので、
遊泳を目的にするのなら、是非安全で穏やかなビーチを選んで下さいね。
これは余談ですが・・・
クタビーチのトイレにはこんな張り紙が。
着替え2,000ルピア
トイレ使用料金3,000ルピア
皆さんそれぞれの目的に合わせて、バリ島のビーチを楽しんで下さいね!!