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バリ島在住者からみたバリ島の身近な安全対策・その2

投稿日:2015年02月22日(日)

皆さんこんばんは。 バリニー王の嫁、キタです。

 

今回は、バリ島在住18年目の私の個人的視点からみた、バリ島の身近な安全対策に関して、バリ島の昔と今を少しお話しします。 

18年前。スミニャックはまだその名前すらも知られていなくて、クタの次はレギャン、その次のエリアは名無しの知らない場所、という感覚でした。勿論ビンタンスーパーマーケットはなくて、大きな空き地が広がっていました。

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現在のパドマリゾートアットレギャンは当時からありましたが、18年前ホテルの隣には大きな空き地が広がり、その空き地を誰に断る必要も無く車で突っ切ってビーチまで行けましたし、今スミニャックビーチで根強い人気を誇るイタリアンレストラン「ラ・ルチオーラ」へ行くには、獣道のような雑草の生い茂った無灯の小道を、オートバイで行くしか方法がありませんでした。

18年前のその頃は、21世紀になった今と比べて全てがオープンで大らかだったような気がします。

そして、昔も今も変わらずに続いているのは、バリ島では隣近所の人達との係わり合いが必要だ、ということ。

隣近所との交流があるからこそ、アノ人はどこの誰々さん、その人はアノ家のお嫁さんで実家はどこそこ・・・など、特に注意して聞いているわけではなくても、周りの人達の会話の中から知らない人の情報もなんとなく知る事が出来ますし、自分もその一員に加えて貰っている、という気がします。

今では、18年前には全く無名だったスミニャックが有名になり、クロボカン、チャングーなど、どんどん新しいエリアが広がっていますが、昔からその土地に住んでいるバリ人達の地域コミュニティー「バンジャール」は、今もその結束力を保ち続けています。

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バンジャールは、日本的に分かり易く簡単に言うとその地域の「自治会」と言えるでしょうか。

バンジャールについての詳しい事は、また別の機会にするとして、バンジャールの構成員はとにかくその地域に住んでいる人のことをほとんど全て把握しています。

住民はバンジャールへ住民税(のようなもの)を納める決まりになっていて、そのお金はバンジャールの担当者がわざわざ一軒一軒各家々を回って集金していているんです。まさに『顔の見える地域自治会』と言ったところでしょうか。

ですから、よそ者である外国人や他島からやって来た人がバリ島に住み始めた時、遅かれ早かれいずれは必ずバンジャールとの関わりが必要になるような仕組みが出来上がっています。

このバンジャールの存在は、バリ島に於ける最も身近で信頼出来るセキュリティシステムのように思えてなりません。

このバンジャールが存在する限り、バリ島で人知れず、こっそりと誰にも関わらずに生活するのはほぼ無理だと思います。勿論、バンジャールが他人の生活にズカズカ踏み込んで来るわけではありませんが、最低限、家族構成は把握されます。

何かを企んで、コソコソ行動するには適さないのがバリ島です。何故なら、必ず何処かで誰かが見ているから・・・。そして見ている人は、それが危険な事だと判断した場合、決して見てみぬ振り、黙って見過ごす事はしません。警察に通報されるか、バンジャールの人々が訪ねてくるとか、なんらかの行動があります。

現在のバリ島は、他島からバリへ働きに来ている人も外国人の在住者の数も、昔に比べて大幅に増えていますが、昔も今も変わらずに、バンジャールがその役割をきちんと果たしていますし、怪しいよそ者に対しては断固とした態度で臨むバンジャールの姿勢は、これからも変わる事はないでしょう。

バリ島の地域住民の安全は、その先にバリ島を訪れる世界各国からの旅行者の安全にも繋がっていくものです。

現在の誰もが安心して滞在出来るバリ島が、これからも末永く続くように、バリ島のバンジャールがいつまでも元気でその活動を続けてくれる事を切に願って止みません。

 

余談:

バンジャールはバリ島全体に存在していますが、残念ながらバリ島の中でも繁華街の一部地域では、バリ人を含まない集団が観光客を狙ったスリや窃盗を繰り返していることもまた事実です。

『自分の身は自分で守る』のが海外での鉄則。一時的に旅行で滞在するだけなら、危ないところには近付かないのが賢いやり方。「ここは日本ではない」という自覚を持って、安全に楽しく過ごせるように皆さんご自身の行動を今一度考えていただければ幸いです。

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