【2022年2月3日時点】バリ島渡航レポ F隔離期間の過ごし方 「隔離ホテルのお部屋について」
2022年3月
2月3日、約2年ぶりにガルーダインドネシア航空が成田‐デンパサール(バリ島)直行便を就航しました。
今回その直行便に弊社の社員が搭乗しましたので、日本出発前からバリ島到着後、そして、検疫期間中の
情報をご紹介します!
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こちらでは、隔離期間のホテルでの過ごし方について、以下の5つのレポートに分けて詳しくご紹介します!
その1:デンパサール空港から隔離ホテルへの移動とチェックイン〜隔離ホテルの概要
その2:隔離ホテルの様子
その3:お部屋について
その4:お食事について
その5:健康検査とPCR検査について
今回は隔離期間の過ごし方 その3:「お部屋について」です。
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▼お部屋のカテゴリー▼
今回の検疫隔離で宿泊したお部屋は、グランドハイアットバリのスタンダードのお部屋タイプの
「グランドルーム」でした。
チェックイン時お部屋の入口には、“DISINFECTED ROOM(消毒済み)”のシールが貼られていました。
グランドルームの広さは49u。窓側にデイベッドと、TVの横にテーブルと椅子が設置されています。
デイベッドはエキストラベッドにもなる十分な大きさなので、ここでゴロゴロしたりのんびりすることができ、
またお子様の遊ぶスペースとしても使い勝手の良い造りとなっています。
机のところにはコンセントがあるので、こちらで電気ケトルを使ってお湯を沸かしたり、パソコン等を
使っての作業をすることが出来ます。
各お部屋にプラグの差し込み口がいくつかあるコンセントが用意されてありますので、携帯やパソコン等
複数の機器を充電するのに便利でした。
なお、ベッドサイドにはUSBポートがあり、携帯電話を充電しながら就寝が可能です。
バスルームは十分な広さがあり、日本人には嬉しいバスタブ付き。
シャワーブースが別に設けられていて、ハンドシャワーとレインシャワーの両方が設置されています。
バスタブの向かい側に、トイレ(奥)とクローゼット(手前)があります。
トイレとクローゼットは1枚のスライドドアで仕切るタイプとなります。
セーフティボックスはクローゼットにあります。
クローゼット
▼通常と違う点▼
隔離期間中はお部屋の清掃はありませんので、ペットボトルのお水、アメニティ、タオル等、
隔離期間中を補える程の量が予めチェックイン時にお部屋に準備されていました。
550mlのペットボトルの飲料水 18本(ベッドルームに14本、バスルームに4本)
バスルームのアメニティは、以下のような内容で用意されていました。
石けん、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ(各5個)
歯ブラシ、コットン、シャワーキャプ、綿棒、マウスウォッシュ(各6個)
シェーバー、コーム(各2個)
箱ティッシュ4個、トイレットペーパー6個、バスタオル5枚、ハンドタオルとフェイスタオル3枚ずつ
また、ベッドルームのテーブルには、蚊よけスプレー、手指消毒液2本とマスク2枚、アルコール除菌シートが
4枚用意されていました。
お水やアメニティ、タオル等を追加で必要な場合、シーツ交換をして欲しい場合等は、スタッフへ伝えると、
隔離棟に常駐しているハウスキーピングのスタッフさんが対応してくださるそうです。
私は1人で滞在していたためか、5日間シーツ交換をしなくても快適に滞在することができました。
その他に、一人ひとりにポーチ入りのギフトが配られました。
マスク(5枚)、手指消毒スプレー、虫よけスプレー、ウェットティッシュ、ティッシュ、ビタミンCの
タブレットが入っていました。
こちらは隔離期間中だけでなく、隔離が終わっても使う事が出来る嬉しいギフトでした。
お部屋のごみ箱には“NON INFECTIOUS WASTE(非感染性廃棄物)”と貼られています。
こちらは通常のごみ用のごみ箱で、例えば、血液が付いたもの等の感染性廃棄物は、クローゼットの
引き出しにある黄色のBIOHAZARD(感染性)に入れるようにとホテル案内に記載がありました。
クローゼットの引き出しに入っている感染性廃棄物のごみ袋
TVの下のキャビネットに、ミニバー(有料)、インスタントコーヒー&紅茶セット、紙コップやカラトリー類も
少し多めにセットされていました。
インスタントコーヒー&紅茶セット、紙コップ類も、無くなってしまったらスタッフさんに伝えると
補充してくださいます。
電気ケトルも各部屋にありますので、すぐにお湯を沸かすことができ、コーヒーや紅茶を楽しんだり、
持参したカップ麺やインスタント食品等を食べる事もできます。
私は日本から好きなインスタントコーヒーを持参して、お部屋で楽しんでいました。
▼テラス▼
全室テラス、または、ベランダ付で、今回は1階のプール前のお部屋に宿泊しました。
お部屋から直接プールへ出る事ができます。
室内は禁煙ですが、テラスやバルコニーでは喫煙が可能となっています。
灰皿が無い場合は、スタッフの方へ伝えると持ってきてくださいます。
朝食はいつもこちらのテラスで、外の景色を眺めながらいただきました。
外の空気を吸いながらのお食事は、気分転換にもなりとても気持ちの良い時間でした。
▼Eコンシェルジュサービス▼
グランドハイアット バリにはEコンシェルジュサービスがあります。
お部屋のテーブルの上に置かれた冊子の中にQRコードがあり、隔離期間中にホテルで出来ること、
食事メニュー、アクティビティスケジュール等の滞在についての案内を確認をすることが出来ます。
QRコードを読み込むと以下のような画面が出てきます。
各依頼や質問等は一番上の「Agung E-Concierge」で、チャットすることが出来ます。
▼PeduliLindungiアプリの為のQRコード▼
各お部屋にPeduliLindungiアプリでチェックインをするための、宿泊しているお部屋専用のQRコードが
置かれていて、こちらを毎日アプリでスキャンするようにフロントのスタッフから依頼がありました。
アプリのトップ画面の上の水色の部分の「Scan QR Code」をクリックしスキャンをしますが、
今回最初の数日はアプリの問題でエラーとなり登録が出来ませんでした。
レセプションのスタッフへ伝えたところ、関係各所へ連絡をしてくださり、数日後から問題なく登録を
することが出来ました。
QRコードをスキャンすると、このような画面に変わります。
▼アクティビティの情報▼
隔離期間中に参加をすることが出来る日替わりのアクティビティの情報は、お部屋のQRコードより
確認をすることが出来ます。
▼ランドリー▼
滞在中は1日5枚までのランドリーが含まれていました。
朝9時頃までに依頼すると、夕方17時〜18時頃に戻ってきます。
朝9時以降の依頼の場合は、翌日の戻しになるそうです。
回収依頼は、Eコンシェルジュや電話で行います。
ランドリー依頼用紙とランドリーバッグはお部屋のクローゼットにありますので、記入した依頼用紙を
衣類と共にランドリーバッグへ入れてお部屋の前のテーブルへ置きます。
出来上がったランドリーは、部屋の前まで届けてくれ受取ります。
アクティビティ等で毎日汗をかきましたので、こちらのランドリーサービスはとても嬉しいサービスでした。
▼その他▼
隔離期間はご友人同士、ご家族でもお部屋の行き来は不可となります。
1部屋大人2名で利用は可能ですが、例えば、4名様グループで2部屋に分かれて宿泊する場合、
屋外の共有スペースで会う事は可能で、プールサイドやダイニングスペース、
ビーチ等では
一緒に過ごす事が出来ます。
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お部屋の広さは49uと、バリの大型リゾートホテルではお部屋内は十分な広さがあり、
窮屈に感じることなく滞在することが出来ました。
「トラベルバブル隔離ホテル」のグランドハイアットバリはお部屋の外へ出る事が出来るだけでなく、
各お部屋にテラスやバルコニーがあるので朝夜問わず外の空気を吸ってリフレッシュをする事が
出来るのも嬉しかったです。
お部屋は十分な広さがあり、テーブルセットや充電等の設備も充実していますので、
アクティビティに参加をしなくてもお部屋で作業をしたり、読書や動画を見たりといった
過ごし方にも向いています。
また、お部屋には予め隔離日数分を補える程のお水やアメニティが用意されているので、
他人との接触の機会を減らすことができ、お部屋にはハンドサニタイザーや除菌シート、マスクといった
感染症対策グッズも用意されていて、より安心して滞在することが出来ました。
●注意点●として、隔離期間中は、一切の飲食物や物品等の外部からのデリバリーや差し入れ等は不可と
なりますので、日用品(化粧品や生理用品等)や下着類等は忘れないように持参すること、また、
飲酒や喫煙の習慣のある方、お子様連れの方や必要な方はお菓子やインスタント食品を持参することを
おすすめします。
私が隔離滞在用に日本から持参したものは、好きなインスタントコーヒーとおやつ、そして、
使い切りサイズの洗濯洗剤です。
洗濯洗剤は、ランドリーに出しずらい下着類等をお部屋で洗う為に、持参しました。
実際に隔離滞在を体験して、”これを持ってくればよかった!”という物は、アクティビティに参加したり、
ビーチへ行ったりとリゾート内で楽しむためのリラックスした服を少し多めに、そして、
滞在日数分の下着です。
リゾート内で着る服は、アクティビティに参加したりビーチへ行ったりすると結構汗をかき、
1日に何度も着替えたくなることがありますので、Tシャツ類を少し多めに持参すると便利です。
下着類は自分で洗濯をしていましたが、雨季ということもあり乾くまでに時間がかかりましたので、
最低でも泊数分は持参することをおすすめします。
また、リゾート内を移動する時用に、携帯電話やルームキー、ハンカチ等を入れる小さいバッグ
(エコバッグのような濡れても良いナイロンバッグ)があると便利でした。
※こちらに記載の情報は2022年2月3日の情報です。
検疫隔離の条件、隔離ホテルでの情報等は変更となる場合があります。