【2022年2月3日時点】バリ島渡航レポ D隔離期間の過ごし方 「デンパサール空港から隔離ホテルへの移動とチェックイン〜隔離ホテルの概要」
2022年3月
2月3日、約2年ぶりにガルーダインドネシア航空が成田‐デンパサール(バリ島)直行便を就航しました。
今回その直行便に弊社の社員が搭乗しましたので、日本出発前からバリ島到着後、そして、検疫期間中の
情報をご紹介します!
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こちらでは、隔離期間のホテルでの過ごし方について、以下の5つのレポートに分けて詳しくご紹介します!
その1:デンパサール空港から隔離ホテルへの移動とチェックイン〜隔離ホテルの概要
その2:隔離ホテルの様子
その3:お部屋について
その4:お食事について
その5:健康検査とPCR検査について
今回は隔離期間の過ごし方 その1:「デンパサール空港から隔離ホテルへの移動とチェックイン〜
隔離ホテルの概要」です。
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▼デンパサール国際空港からホテルへ向けて出発▼
デンパサール国際空港からは同じ便に搭乗し、同じホテルへ向かう人で1台のバスに乗り隔離ホテルへ
移動しました。
今回、ヌサドゥア地区のグランドハイアット バリにて検疫隔離を行いました。
2月3日時点で、バリ島入国後の検疫隔離期間の宿泊先は、インドネシア政府より許可を受けた
「トラベルバブル隔離ホテル」のみが認められています。
デンパサール国際空港からホテルまでは、警察の先導で厳重警備の中の移動となりました。
今回私達は、バリ島の観光が再開して初めての海外からの隔離ということで、警察の先導がありましたが、
通常は警察の先導は無いようです。
▼「トラベルバブル隔離ホテル」とは▼
「トラベルバブル隔離ホテル」とは、検疫隔離期間中であっても客室から出ることが可能で、リゾート内の
決められたエリア(プール、レストラン等)へアクセスしたり、ホテルが提供するアクティビティへの
参加が可能なホテルです。
※通常の隔離ホテルは、ご自身のお部屋から外へ出ることはできません。
※ホテル内のアクセス可能なエリアやアクティビティ等は各ホテルによって異なります。
▼隔離期間▼
バリ島のデンパサール国際空港から入国する場合、5日間(4泊5日)の検疫隔離が義務付けられています。
(隔離期間は日本の検疫隔離と異なり、到着日より1日と計算します)
17歳未満のお子様は、ワクチン接種の有無、回数に関わらず、保護者の方の隔離日数となります。
※2022年2月16日より、ワクチンを3回接種済みの方は、検疫隔離期間は3泊(2泊3日)へ変更となりました。
▼検疫隔離のスケジュール▼
今回の検疫隔離期間:2月3日〜7日の5日間(4泊5日)
隔離期間中は、到着日翌日からドクターによる毎日の健康チェックと、チェックアウト日前日のPCR検査が
義務付けられています。
※この様子は別レポートにて詳しくご紹介します
▼グランドハイアット バリの隔離エリア▼
グランドハイアット バリでは、4つある宿泊棟のうちの1つの宿泊棟を検疫隔離用とし、専用のレセプションが
設けられ、隔離棟専属のスタッフが常駐しています。
検疫隔離中は、宿泊しているお部屋の中だけでなく、決められたエリアへは出ることが出来ます。
グランドハイアット バリの隔離エリアには、ガーデンやプールがあり、ビーチへもアクセスが可能
(必ずスタッフ同伴となります)で、日替わりのアクティビティも用意されていて希望者は
参加をする事ができます。
※隔離エリアの詳細は別レポートにて詳しくご紹介します
ホテルの隔離エリアへの入口
ホテルへの入口は一般の宿泊客とは分けられていて、隔離棟の近くに専用の入口が設けられていました。
入口から専用のレセプションまでの間に、手洗い場が設置されていて、チェックインの際は、
こちらで手洗いをしてから入ります。
また、デンパサール空港到着時にダウンロードの有無を確認された、警察による隔離監視システム
「Monitoring Karantina Presisi」で隔離場所を登録をするためのQRコードが大きく置かれていました。
このアプリに登録するためには、「Monitoring Karantina Presisi」のトップ画面で名前(ローマ字)、
パスポート番号、携帯電話番号を入力します。
このようにQRコードをスキャン出来る画面に変わります。
QRコードをスキャンすると隔離ホテル、隔離開始日・隔離終了日等が登録され、以下のような画面となります。
※隔離終了日に記載されている時間は、実際の隔離終了時間(チェックアウト可能時間)とは異なっている
場合があります。
レセプション
隔離棟の通路に専用のレセプションが設けられていて、こちらでチェックインを行いました。
夜の到着となりましたので、薄暗い中でのチェックインとなりました。
チェックインの手続きでは、以下の3つの書類に記入をしました。
レジストレーションカード(宿泊者登録カード)
Statement Letter(誓約書)
Statement Letter(誓約書)には、以下の内容が書かれていました。
‐インドネシア政府の規制、また、検疫に関する新型コロナウィルス対策タスクフォースによって発行された
旅行健康プロトコールに従うこと、検疫期間中は規則に従うこと
‐検疫期間終了24時間前にPCR検査を受け、万が一陽性となった場合は最寄りの病院へ移送されることを
了承すること
‐もしこの誓約書に記載の要件を満たしていない場合は政府の規制に従って制裁措置を受け入る準備があること
‐検疫期間中は適用されるホテルの規制に従うこと
必要事項を記入し、内容を確認しサインをします。
Additional Information Form
Additional Information Formでは、到着便の座席番号、接種済みのワクチンの種類、PCR検査の日付を
記入します。
Eコンシェルジュサービス
グランドハイアット バリにはEコンシェルジュサービスがあり、隔離期間中にホテルで出来ること、
食事メニュー、アクティビティスケジュール等の滞在についての案内が、お部屋にあるQRコードから
確認をすることが出来ます。また、チャットで各依頼をすることが出来ます。
▼隔離ホテルで出来ない事▼
*外部からのデリバリーや差し入れ
隔離期間中は、一切の飲食物や物品等の外部からのデリバリーや差し入れ等は不可となります。
グランドハイアットバリにはホテル内に売店があり、日用品等こちらに売っているものであれば
スタッフが代わりに購入することは可能とのことですが、現在売店はクローズしています。
*外部からの訪問
隔離期間中、外部からの訪問は不可となります。
▼チェックアウトの流れ▼
チェックアウト当日は、「SURAT KETERANGANSEHAT DAN REKOMENDASI PERJALANAN」という
書類をもらった後、チェックアウトが可能となります。
2回目のPCR検査が陰性ということを証明し、3日間の移動を許可する ということが書かれた書類で、
PCR検査の結果は前日に出ていましたが、こちらの書類をもらうまでチェックアウトをすることが出来ません。
チェックアウト時間は12時となっていましたが、こちらの書類をもらった後は、12時前でも
チェックアウトをすることが出来ます。
この書類は、チェックアウト当日11時頃レセプションのスタッフがお部屋に届けてくれました。
チェックアウトは隔離エリアのレセプションで行います。
お部屋は12時まで使えましたので、11時45分頃チェックアウトの手続きをしました。
ルームサービス等で追加で注文したものもこちらで清算が可能です。
チェックアウトの手続きが終わると、いよいよ隔離が終了です!
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隔離というと、日本やインドネシアではジャカルタ等で行われているように、隔離中は客室から一切出る事が
出来ないことが一般的ですが、バリ島で開始されている「トラベルバブル隔離ホテル」での滞在は、
客室だけでなく決められたエリアは客室の外でも出る事ができ、プールやビーチへもアクセスが
可能ということで、これらの隔離とは全く異なるものでした。
隔離棟には24時間スタッフが常駐していて、何かあるといつでも対応してくださいます。
また、セキュリティのスタッフも隔離棟エリアを見回っているので、とても安心して快適に過ごすことが
出来ました。
●注意点●として、隔離期間中は、一切の飲食物や物品等の外部からのデリバリーや差し入れ等は不可と
なりますので、日用品(化粧品や生理用品等)や下着類等は忘れないように持参すること、また、
飲酒や喫煙の習慣のある方、お子様連れの方や必要な方はお菓子やインスタント食品を持参することを
おすすめします。
※こちらに記載の情報は2022年2月3日の情報です。
検疫隔離の条件、隔離ホテルでの情報等は変更となる場合があります。