【2022年2月3日時点】バリ島渡航レポ Cデンパサール国際空港到着〜入国手続き〜隔離ホテルへ出発までの流れ
2022年2月
2月3日、約2年ぶりにガルーダインドネシア航空が成田‐デンパサール(バリ島)直行便を就航しました。
今回その直行便に弊社の社員が搭乗しましたので、日本出発前からバリ島到着後、そして、検疫期間中の
情報をご紹介します!
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こちらでは、デンパサール国際空港到着〜入国手続き〜隔離ホテルへ出発までの流れをご紹介します。
16時38分頃、飛行機がデンパサール国際空港へ到着、すぐに入国審査エリアへ移動しました。
以前の「到着ビザ(VISA ON ARRIVAL)」カウンターや、入国審査カウンターのあった広いフロアに、
いくつかのチェックポイントが新しく設置されていました。
飛行機から降りた後→入国手続き→隔離ホテルへ出発の流れは、以下のような流れで行いました。
@ 検温
A 個人登録と書類チェック
B QRコードスキャンカウンター
C PCR検査
D 入国審査
E 荷物受取り
F 税関
G 隔離ホテルの予約確認書のチェック
H 待機エリア(PCR検査の結果待ち)
I PCR検査結果受取り
J QRコード読み取り、送迎車のピックアップゾーンへ移動
K ホテルへ送迎
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@ 検温
飛行機を降り、「到着ビザ(VISA ON ARRIVAL)」や入国審査カウンターのあった広いフロアへ入ると、
まず、サーモカメラでの検温が行われます。
A 個人登録と書類チェック
約20か所のカウンターが並んでいます。
ここでは、パスポートと機内で配られ記入したHealth Alert Card (黄色の用紙)、
出発前のPCR検査陰性証明書、ワクチン接種証明書、PeduliLindungi アプリのダウンロードが
済んでいるかの確認がされました。
この際に、PeduliLindungiのアプリに登録したメールアドレスが確認され、システムに登録されます。
このメールアドレスに、この後受けるPCR検査の結果が送られてきてPeduliLindungiのアプリへ
反映されますので、間違えないようにしましょう。
(※同行者の中には、ここで加入済みの海外旅行保険証書の確認をされる方もいました)
最後に、ここで登録した情報が入ったQRコード(ローマ字で自分の名前が記載されています)がプリントされた紙を渡されます。
B QRコードスキャンカウンター
PCR検査場の手前に6つのブースがあり、ここで先ほど受け取ったQRコードをスキャンするように指示があります。
C PCR検査
QRコードをスキャンしたカウンターの後ろに、PCR検査ブースが20箇所ならんでいました。
ブースの入口でQRコードをスキャンし、PCR検査を受けます。検査は鼻と喉の両方から採取する検査でした。
D 入国審査
入国審査カウンターへ進み、パスポートとビザの提示が求められました。
最後に、小さな機械で両人差し指の指紋登録が行われました。
(※同行者の中には、ここで海外旅行保険証書の提示を求められる方もいました)
ここまで終了したのが、17時10分でした。
E ターンテーブルから預けた荷物の受取り
ここは以前より変更はありませんでした。
ターンテーブルから自分の荷物を取り確認をし、税関へ進みます。
F 税関
機内で配られ、記載した税関申告書をカウンターの職員に手渡し通過。
そのまま通路に沿って外のエリアへ進みます。
G 隔離ホテルの予約確認書のチェック
以前のインフォメーションカウンター(半円でフライトインフォメーションのあるカウンター)で、
隔離ホテルの予約確認書の提示が求められました。
確認後、“Bali Safe Bubble Hotel”と書かれた青いリストバンドを付けられました。
(隔離ホテルを識別するためのものだと思います)
H 待機エリア(PCR検査の結果待ち)
インフォメーションカウンターの横と後ろの広いエリアにたくさんの椅子が並べられていて、
こちらがPCRの検査結果を待つ待機エリアとなっています。
エアコンのないオープンのエリアで、大きな送風機がありましたがかなり暑かったです。
PCR検査の結果を待つ間に、警察による隔離監視システム「Monitoring Karantina Presisi」の
ダウンロードが済んでいるかの確認がありました。
こちらにもQRコードが記載されたボードがあり、空港職員や警察の方がダウンロードの方法を教えてくださって
いましたが、説明は基本的に英語かインドネシア語となり、空港のWIfiが弱かったりスマートフォンの設定の
問題等でダウンロードに時間がかかる方も見受けられましたので、日本で出発前にダウンロードを済ませることを
おすすめします。
I PCR検査結果の受取り
PCR検査結果は、Aの個人登録と書類チェック のところで登録したメールアドレス
(PeduliLindungiのアプリに登録したメールアドレス)へ届きます。
18時10分、以下のようなメールが登録したメールアドレスへ届きました。
メール内にリンクが貼られていますので、このリンクから結果を確認することができます。
こちらが実際に受け取ったPCR検査の陰性結果となります。
検査結果は英語のみとなります。
結果は書面の赤丸の部分 Hasil(Result)の項目にNegativeの記載があると「陰性」です。
(陽性の場合は、こちらの記載はPositiveとなります)
左下のQRコードを、最後のチェックポイントでスキャンします。
※メールで結果が送られるのと合わせて、PeduliLindungiの「Covid‐19テスト結果」へも反映するとのこと
でしたが、反映に時間がかかることがあります。
この時もすぐにはアプリへ反映されず、メールで届いた検査結果のみでホテルへの移動が可能でした。
J QRコード読み取り、送迎車のピックアップゾーンへ移動
PCR検査の陰性証明をメールで受けとったら、送迎車のピックアップゾーンへ移動することができます。
途中で4つのカウンターのあるチェックポイントがあり、ここでメールで届いたPCR検査の証明書に記載の
QRコードを読み込みます。
ここが最後のチェックポイントで、その後、送迎車のピックアップゾーンへ向かう事が出来ました。
K ホテルへ送迎
今回は同じ便に搭乗し、同じホテルへ向かう人が1台のバスに乗り、ホテルへ移動となりました。
バスへ乗るまで、最後のチェックポイントからは数十メートル程歩いて移動しましたが、
到着した乗客と外部からの人間は接触が出来ないよう、厳しく監視されていました。
18時30分、ホテルへ向けて出発。ここまで、飛行機到着から約2時間かかりました。
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デンパサール国際空港では、これまでの入国プロセスよりもチェックポイントやプロセスが増えましたが、
飛行機を降りてから各所に職員の方がいて案内をしてくださったので、迷ったり困ったりすることなく
スムーズに手続きを終えることが出来ました。
ただ、約2年ぶりの国際線到着ということで空港の職員の方々も新しいプロセスに慣れないこともあり、
時間がかかっていると感じるところもありました。
また、チェックポイントに並んで待つ人の為の椅子が設けられているポイントもありますが、
その椅子の配置に余裕のある距離が取られていたり、椅子の無いところでも立つ場所にマークが
付けられていたり、乗客間でも距離が保てるようにされていました。また、各カウンターには
ハンドサニタイザーが置かれていたりといった、対策もなされていました。
●注意点●として、
インドネシア入国には2つのアプリ、「PeduliLindungi」と「Monitoring Karantina Presisi」の
ダウンロードが必要ですが、デンパサール空港のWifiは電波があまり良くありません。
(入国審査のエリアはほとんど繋がりません)
(空港のWifiはパスワード無しで接続することが出来ますが、自動的にはつながらず、
ネットワークを選択すると空港のウェブサイトが出てきますので、LANJUTKAN(続ける)のボタンを
クリックし、初めてWifiに接続することが出来ます)
PCR検査の結果を待つ間にダウンロードの方法を教えてくれる空港職員や警察の方もいますが、
言語は基本的に英語かインドネシア語となります。
そのため、インドネシア入国に必要なアプリは予め日本で出発前にダウンロードを済ませることを
おすすめします。
また、ご使用のスマートフォンによっては、これらのアプリのダウンロードが可能なバージョンに
対応しておらずアプリのダウンロードが出来ないこともありますので、注意が必要です。
※必要書類や措置、入国プロセスに関しては、予告なく突然変更される可能性があります。