食事条件:昼食付 出発: 朝 催行会社:パラダイスバリツアーズ 投稿日:2015/6/15
バリ島のちょうど中心部に位置し、「芸術の村」とも呼ばれるウブドをジャランジャラン(散策)するツアー。
パラダイス・バリ・ツアーズの日本語ガイドと専用車が、ウブドの人気スポットを周ります!
8:30、「オハヨウゴザイマ〜ス!」と緑の制服を着たガイドさんがホテルまでお迎えに来てくれました。
「私の名前はムランギです。」と自己紹介を始めるガイドさん。
よく見ると左胸には日本語で「ムランギ」とガイドさんの名前が書いてありました。
ムランギさん、今日一日よろしくお願いしま〜す。
「ハイ、どうぞ乗って下さ〜い。」とドアを開けてくれるガイドさん。
お客様のみの専用車なので、他のお客様との混載もなくプライベート感ばっちり!
「今日行くところはですね〜」と後ろ向きで説明してくれるムランギさん。姿勢きつくない?大丈夫??
交通量の多いバリ島内をそれでもすいすい行ってくれるドライバーさん。あなたはすごい!
外の景色を楽しんでいるうちに最初の目的地、モンキー・フォレストへ到着しました。
モンキー・フォレストの入口では大きな猿の像がお出迎え。
「入口はこっちですよ〜。」とムランギさん。
チケット代もツアー料金に含まれているので、ガイドさんに着いて行くだけでOK!
入口では猿のエサ用にバナナも売っています。(料金には含まれておりません。)
中へ入って行くと、さっそく猿が登場。あまりの至近距離にちょっとビビる?
あ、赤ちゃん連れの猿の家族を発見!
自然保護区に指定されている猿の森には、 現在約200匹以上の猿が生息しています。
背中かぃ〜の、ポリポリと、こんなリアルな猿の生活なんかも垣間見れます。
猿たちは人に慣れていて臆せず近づいて来たりします。でも野生の猿なので手を出すのは注意。
手に持っているペットボトルの水、ビニール袋なんかは恰好の餌食となって、取られたものは返ってこない
ので、 取られやすいものはチャックやポケットがついているバッグに入れておきましょう。
森の中心にはこんな大きなバニヤンツリーが。この緑豊かな自然が 猿たちの生活を守っているんですね。
森の奥へ進むと、プラ・ダラム・アグン・パダンテガルという死者を祀るお寺がありました。
そのお寺の門の前でじっと佇む猿を発見。このお寺を守っている守衛さんなのかな?
お寺の周りにはバリの神様を模した彫像がいっぱい立っていて、なんだか厳かな雰囲気。
「ホラ、あそこにも猿がいるよ〜。」と指をさすムランギさん。え?どこどこ?
「聞いて〜、うちの子ったら最近生意気になってね〜。」と言っているかのように井戸端会議をする
猿ママたち。(笑)まるで人間みたい?
モンキー・フォレストを後にして、次に向かったのはウブドのランドマーク的存在、ウブド王宮。
通称プリ・サレン。十字路の交差点の角にあるので、待ち合わせ場所としても有名。
門をくぐり中へ入ると見事なバリの装飾がされた門がお出迎え。
毎晩ここでは日替わりのバリ舞踊公演が行われてます。 (雨天時は通りを挟んだ反対側の屋根付きの集会場になります。)
敷地内ではガムランや踊りの練習をしている風景も目にすることが出来ます。
王宮と言ってもきんきらピカピカ〜なお城ではなく、バリの典型的な大型の民家といった感じ。
現在も王族の子孫の方が住んでいるので、居住家屋には立ち入ることが出来ません。
バリ美術界のマエストロ、ニョマン・レンパッド氏が設計建築した見事な門は ウブド王宮の象徴。是非足を運んで一度は見ておきたい場所の一つ。
16世紀に建てられたウブド王朝の宮殿跡地に建てられた王宮には 見事なバリ彫刻が敷地内のあちこちに。
歴史的建造物は一見の価値あり。 (王宮内で祭礼がある場合は立ち入りすることが出来ません。)
そのウブド王宮の反対側に立つ巨大マーケット、ウブド市場。通称パサール・ウブド。
バリのお土産はここで全部揃っちゃう?っていうほど品物が豊富な市場。
「ここがパサール・ウブドで〜す。」と得意げなムランギさん。
2階建ての集合型建物にはお土産屋さんや日用品が所狭しといっぱいに 売られています。
ジュリア・ロバーツ主演映画「食べて、祈って、恋をして」の 舞台になったことでも有名。
バティックやサロンといったバリの伝統的な織物も綺麗なディスプレイで見ごたえ充分。どれにしよっかな〜。
アタ製品もランチョンマットや籠、ティッシュボックスなど大きさや種類も様々。
手作り製品なので、手にとってクオリティーの良いものを選びましょう。
「どれにしようか迷っちゃうわ〜。」とヨーロピアンのマダムも品定めに真剣。
扇子やサンダル、栓抜きなど可愛いバリ雑貨もいっぱい。
値段の付いてないものが殆どなので値段交渉しながらお気に入りのアイテムをゲット!
あれ?いないな〜と思ったら、こんな所にいたのねムランギさん。
「これが甘いよ〜。」とマンギス(マンゴスチン)をお薦めしてくれました。
っていうか、自分が食べたいんじゃないの?(笑)
市場の一角には商売をしている人たちが引っ切りなしに訪れるお寺が。
お供え物も途切れることなく毎日ビッシリで、バリらしさを感じる光景を目にすることが出来ます。
ウブド市場には実は地下のフロアがあって、日中のお土産屋とは別の食料品や地元のおばちゃん達が買い物に
来る日用品コーナーがあったりします。
市場以外にもウブドの中心地には可愛い雑貨屋さんやブティック、レストランやカフェがいっぱい。
歩いて見て周るには思った以上に広いので、行きたい店を予め決めておいて効率よく周るようにしましょう。
路地裏にはのどかでバリらしさ溢れる風景が。それがウブドのいいところ。
伝統儀礼や祭事ごとの多いバリでは、タイミングがよければこんな可愛らしい行列に会えることも。
あ〜、そろそろお腹が空いてきた〜。
ってことで向かったのはウブドの中心地から 車で北へ20分ほど来たテガラランという地区。
ランチは棚田を眺める景色最高〜!なレストランで。やっぱランチ付きって嬉しい!!
目の前に飛び込んでくるのは、このダイナミックで美しいライステラス!すっご〜い!!!
東屋風の席でゆっくりランチを頂きましょう〜。
写真付きのメニューからお好きな前菜、メイン、ドリンクを選択。写真のメニューは左からソト・アヤム、レモングラスティー、ナシクニン。
こちらのメニューは左からアイスシナモンティー、ルンピア、カレー・アヤム。
デザートはバリの伝統的なお菓子、ピサンゴレン。 (メニューは予告なく変更になる場合があります。)
お腹いっぱいになった後は、ウブドに戻り、プリ・ルキサン美術館へ。
1956年にオープンと、ウブド3大美術館の中でも最も古く歴史ある美術館です。
以前橋が架かっていた場所は新しく駐車場になっていて、美術館入口の新しい門がドーンとお出迎え。
中に入るとチケット売りのおじさんがいました。「こんにちは〜。」
改装、新築を加え、4つになった館内にバリを代表する美術品の数々が展示されています。
「さぁ、どうぞ入って、入って〜。」とまるで自分の家のように紹介するムランギさん。
出身はウブドのあるギャニャール県なので、ウブドのことならお任せ。
広い館内には時代やスタイル毎に作品が見やすく展示されていて、日本語での説明書きもありました。
新しくオープンした4つ目の展示棟には、現代の若手アーティストやエキシビジョンなど新たな催しものも
定期的に開催。
入口付近にはポストカードや影絵のパペット、木彫りやマスク等お土産品も販売しています。
入口の近くに2011年12月に新しくオープンしたカフェ。
美術館の入場料には一杯ドリンクが含まれていて、ミネラルウォーター、 ソフトドリンク、アイスティーから
好きなものを選べます。ちょっと一息しよっか〜。
最後に帰り道に寄ったのはスルヤ・バリというサヌールにあるお店。
お店の入口。ラテックスというゴムの木から出来る樹液を使った寝具店です。
ラテックスって何?とあまり聞きなれないかもしれませんが、ゴムの木から取れる天然樹液のことを言います。
ここではラテックスを使ったマットレスや枕の販売をしています。
そしてなんで寝具?というと、実はインドネシアがラテックスの産出国としては世界No.1なんです。
あっという間のウブド散策ツアーで、ホテルに到着。
ありがとう、ムランギさん。「お疲れ様でした〜。またね〜。」
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