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ホテルレポート

バリ島の伝統を感じるサヌールの老舗リゾート「タンジュンサリ・ホテル」

投稿日:2024年7月12日

タンジュンサリ・ホテルはバリ島の中でも50年以上の歴史を持つ老舗リゾートです。
創業者の個人宅から始まったという伝統建築で建てられたバンガローは家具や装飾など細かなところまでバリ島らしさを感じることができました。
最新の設備などはなくテレビもお部屋に設置されていませんが、それがむしろ懐かしさも感じさせるリゾートです。
最近進化しつつあるサヌールエリアの変化も含めてご紹介したいと思います。

サヌールのメイン通りタンブリンガン通りに位置するホテルです。
リゾートの入口からまっすぐ伸びた道を進むとセキュリティエリアそしてフロントまで続いていきます。

小道をまっすぐ進んでいくと。。。今回泊まるお部屋のビレッジバンガローに到着。
4棟が背中合わせに建っており、道の脇にその棟がいくつもあるような造りになっています。

石畳の道を進むと入口に到着。外からは茅葺屋根や、レンガ造りの壁が見てとれます。
実は右の茶色い扉は屋外シャワーエリアに繋がっています。

お部屋に入るとウェルカムフルーツやお花がお出迎え。
屋根が高いので広々として見えます。
水回りのスペースは部屋をカーブをした先にあるので、ごちゃっとならずすっきりして見えるような気がします。

天蓋付のベッドはクッションとも統一感があり、かわいらしい雰囲気。
夜になるとターンダウンでカーテンは閉じられます。

ソファーも広く2人ではゆったり過ぎるほどでした。
後ろの窓からは日の光も入り、室内の灯りが少なめのお部屋でしたがとても明るく感じました。
ブラインドがパタパタと扉を閉めるタイプのところが昔の建築を感じるポイントでした。

女性の方にはうれしい椅子付きで身支度もできるスペースも。
鏡が充実していたり、小物関係はこちらに置いてありました。

アメニティ一式はこちらにセットされています。
小物入れ一つにしてもデザインがとってもかわいらしいです。

バスタブは広く足を延ばしてもつかないくらい大きかったです。
浴槽にはお湯は比較的すぐたまったので、水の出も心配ありません。

シャワーは完全に屋外のスペースにあります。
夜になると風が吹くと少し肌寒く、温度調節も急に熱くなったりとシビアだったので、バスタブでしっかり体を温めてから浴びることをお勧めします。

洗面スペースもゆったりしており、ドライヤーもお部屋に完備されています。

お手洗いは扉がついていて、きちんと閉められるので日本人には安心の空間でした。
予備のトイレットペーパーもアタのかごに入っており、目隠し一つ見てもおしゃれです。

セキュリティボックスも完備されています。隣は小物が置けるスペースになっていました。

リゾート内で使用できる帽子とサロンがお部屋にセットされています。
こちらは持ち帰りはできないので、購入希望の方はリゾート内のギフトショップへ足を運んでみてください。

ミニバーの中は有料のドリンクになっています。
コーヒー、紅茶、ケトルは一つ上の引き出しに用意があります。

お部屋の入口前には各プライベートのデイベッドがあります。
木陰で風が通ると涼しくこちらでもゆっくりと過ごすことができました。

お部屋のタイルは青色でしたが、場所によっては色が異なっていたりと何度も泊まってみたくなるリゾートです。
こちらのお部屋は魚のタイルがモチーフで各壁を見るのも面白かったです。

お部屋の外のプレートもかわいらしいイラストになっていました。
リゾート内各所にこのような看板もあり、探してみるのも楽しいと思います。

少しお部屋で身支度をしてからウェルカムドリンクを頂きにプール横のバーへ行きました。
小道から少し見えてきたサヌールビーチにテンションも上がります。

お部屋番号を伝えてドリンクを待っている間ビーチ沿いの通りをたくさんの方が通ります。
欧米の方に人気のエリアということもあり、日本人をはじめアジア系の方が少ない印象でした。

レモンとミントの爽やかなドリンクで日差しも暑い午後の時間帯でしたが、気分のすっきりとしたところで街歩きに出かけます!

今回プールに入る機会がありませんでしたが、こじんまりとしているので大人の方が涼みに入るという程度であればちょうどよいかもしれません。

レストランを抜けるとビーチ前に出ることができます。南北に繋がる道があり、どちらもたくさんのホテルやレストラン、カフェなどがたくさん並んでいます。

この時間は日が高いので、皆さん影の席を狙って座りますが、夕方になるとホテルのレストランもたくさんの方がいらっしゃいました。

夜になるとライトアップもされ雰囲気抜群!ビーチ側もテーブルがセットアップされ海を前に食事をする方も多く見られました。

朝は早起きをしサンセットを見にビーチで過ごすこともありました。
最初は薄暗かった空も日が昇り出すとあっという間に明るくなります。

朝食はアラカルトオーダービュッフェでお好きなものを頼むことができます。
早起きができる方はぜひ朝日を見てからオーシャンフロントでのモーニングタイムがおすすめです。

別日はゆっくり起きたので、屋内スペースの屋根の下でお食事を頂きました。

タンジュンサリホテルと言えば有名なクロワッサン!
大きなパンが2つセットになっていますがサクッと軽いのでペロリと完食しました。
このパンを目当てにモーニングをする方もいるそうです。

クロワッサンと一緒についてくるイチゴジャムやマーマレードが美味しく、クレープやパンケーキはこちらと一緒に食べていました。

そして番外編とはなりますが、サヌール内にできた大型のモール「ICON BALI」が6月中旬に完成をしていました。
1週間前にオープンしたてということで多くの方が訪れていました。

4階建てで日本食のレストランも複数入っていました。
映画館やゲームセンターなど遊ぶことができるエリアもあり、夜も21時過ぎまで開いています。

ビーチ側の入口もあり通り抜けができるので、涼むついでに散策してみるのも面白いかもしれません。
まだソフトオープンのため中のショップ自体は完全営業をしているわけではありませんでしたが、サヌールの新たなスポットになりそうです。

今回個人的には7年ぶりにサヌールエリアに宿泊をしましたが、ビーチの通りが綺麗に整備されていたことや、モールがオープンしたりと進化した街を感じることができました。
そんな中でもタンジュンサリホテルは昔から変わらないバリ島を守っています。
何度宿泊しても変わらないリゾートで宿泊客を迎えてくれるそんなリゾートで初めてなのに懐かしい雰囲気を感じました。
バリらしさや懐かしさ感じたい方にはぜひこちらに宿泊してみるのもいかがでしょうか。
古き良きという言葉がぴったりのホテル。私もまた泊まりに帰りたくなるホテルでした。

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