ホテルレポート
投稿日:2023年1月17日
前編では『ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ』のエントランスからロビー、そして客室への到着をして夜になるところまでをレポートしました。
後編では、明るい時間になって改めて見た客室やビーチまで続くガーデンと広々としたプール、そしてインドネシアでもここだけにしかないというユニークなレストランについてお届けします。
起床すると、ベッドサイドに木彫りの鳥がいるのが目に留まりました。置いてある説明書きを読むと、この鳥はリゾートのオフィシャルマスコットで、地元ではJalak Baliとして知られる「カンムリシロムク」。
連泊をする際に、エコを考えてベッドシーツは隔日に交換をすることにしているものの、連日に交換を希望する場合はこのムクドリをベッドの上に置いてハウスキーパーに知らせる…というものだそう。
同じ試みをするリゾート多いものの、ただのカードよりも見た目がかわいらしいもののほうが、環境保護のイメージが伝わりやすくていいですね。
バスルームに入っていくと、前夜の到着時には気づきませんでしたが、バスタブの後ろはどうやら壁でなくロールアップスクリーンのようです。
開けてみると…足元から天井まであるまどがらすごし、日差しに照らされた色鮮やかな南の島らしい木々がきれいに見えます。スコールに降られてしまっている時間を、お湯を張ってゆったりと過ごしながら雨上がりを待つなんていうときも気持ちよく過ごせそうです。
身支度を整えて朝食会場のレストラン「パラ」へ。
スタッフがてきぱきと動くオープンキッチンまわりに多彩なビュッフェメニューが用意されています。席に案内されると、コーヒー/紅茶のチョイスと卵料理のスタイル(目玉焼きやオムレツ,スクランブルエッグなど)を聞いてくれ、出来上がると持ってきてくれます。
待つ間にビュッフェメニューをとりに行きます。基本的に洋食系の品が多いものの、種類豊富なパンや、カルフォルニアロールなどの和食に近いものも用意があるので、朝から味の濃い洋食は遠慮したい…という場合でも十分に楽しめます。
食後に、リゾート内をいろいろ見て回ることにしました。まずはガーデン中央にあるレストラン「コーラル」から。階段を下りていきガラス扉をくぐると、目の前に広がるのはシックなインテリアの空間と…水族館の水槽!? これは一体、なんだろう?
これがインドネシアでここにしかない、水中レストラン。熱帯魚やエイ,サメといった魚たちが泳ぐ姿を間近に見ながら食事を楽しむことができます。
(見せていただいたタイミングは営業時間前であったため、水槽内にはダイバーさんもいます)
座席数は限られるものの、頭上にも水槽が広がるドーム型天井の席もありました。夜はまたロマンチックな空間になりそうです。
当然ながら、超人気スポットなので事前予約は必須。その予約も若干取りづらいそうなので、早めに旅行プランを立ててリゾートの予約とともにレストランの予約をするのがいいですね。
ロビーに戻り、階下にあるアライバル/デパーチャーラウンジへ。
ここは、チェックイン開始時刻前に到着した場合や、チェックアウト時刻後にホテルを出発するまでの時間に利用できるラウンジスペース。
コーヒーや紅茶などのドリンクが用意されているほか、隣接するフィットネスジムのシャワーも利用できるので、チェックアウト後にプールで遊んでから空港へ向かう…という時にも身支度を整えてから発つことができます。こうしたラウンジを用意しているリゾートは多くはないので、設置されているリゾートはとても助かります。
同じフロアにあるスパへ向かいます。「予約で埋まることが多いので部屋が空いていなかったら見られない」と言われたものの、運良くひと部屋だけ空いていました。
静けさに包まれたレセプションは、ロビー以上に細やかな細工が施された壁面が荘厳な雰囲気を醸し出しています。高貴な博物館にありそうな通路を抜けて施術を受ける個室に入ると、ベージュをベースカラーにした落ち着いた雰囲気のインテリアに2台の施術ベッドと、その先には水盤に囲まれたバスタブがあり、そこからはビーチが眺望できます。この水盤とバスタブのスペースがあるので施術スペースが明るすぎない適度な照度でリラックスできるような設計がなされています。
驚いたのは施術スタッフは全員が日本語を理解できるとのこと。自身のカラダに触れる人が話すことを理解してくれ適切で心地のいい施術をしてくれるのは大きな安心感がありますね。
スパ利用者が使えるデイベッドも設置されていますが、施術を受けたあとに眼下に海に向かって寝転がるのは心地よい「ととのうタイム」になりそう。
ふたたび外へ出て、ガーデンまで続く階段を下りていってきます。250段ほどの階段に沿って滝があり、両サイドにスウィートルームが並びます。
バリ島の名刹であるブサキ寺院をイメージして造られているこの階段を降り切って振り返ると、確かにブサキ寺院で目にする長い階段とその上にそびえる割れ門と寺院の建築に倣ったというのがよくわかります。
プールは樹木に囲まれた水深が浅いゾーンからビーチが見渡せるゾーンまで気分に合わせて過ごせる造り。デイベッドやガゼボ(東屋)が多く休憩できるスペースが豊富にあり、アイスクリームスタンドなど小腹が空いたときに楽しめるものも用意されていて、部屋付け払いで気軽にオーダーできます。
サービスカウンターにはフェイスミストが置かれ自由に使えたり、リゾートアクティビティの詳細や満潮/干潮が確認できるQRコードが置かれていて、プールにも飽きたし他のこともしたいな、という時もすぐに情報が得られるようになっていました。
ユニークな形状のチャペルを右手に臨みながらプールエリアを抜けると、いよいよビーチへ到着。
デイベッドのほか、寝そべる大きなクッションも置かれ、思い思いのビーチタイムが楽しめます。改めて思ったのは、このリゾートのデイベッドはヘッドレストが付いた寝やすいタイプのもので、本を持っていって読書をして過ごすようなときでもラクに使えるな…と感じました。
リゾートの名称「アプルヴァ」はサンスクリット語で“唯一の”を表す言葉なのだとか。豪華絢爛なロビーや水中レストラン、寺院を彷彿とさせるリゾートの建築など、他に類を見ないものを数多くしつらえた『ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ』。今回レポートしていない素敵なバーなど、他にも魅力的なスポットがあります。短い滞在でも、多彩なリゾートステイが楽しめること間違いないと感じられる滞在になりました。
※掲載されている情報は2022年12月訪問当時のものであり、随時変更や廃止となる可能性があります。
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ ホテル詳細
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリ お客様の口コミ/スタッフレポート
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