バリらしいホテルに泊まりたいけど、お部屋は快適さ重視の方におすすめ!ウブドの自然を間近に感じる「ザ カヨン リゾート」

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ホテルレポート

バリらしいホテルに泊まりたいけど、お部屋は快適さ重視の方におすすめ!ウブドの自然を間近に感じる「ザ カヨン リゾート」

投稿日:2023年10月24日

カヨンリゾートはウブドに2つあり、1つはウブドの中心部から車で約40分北にある「ザ カヨン ジャングルリゾート」、そして、もう一つがウブドの中心部から車で約30分の場所にあるこちらの「ザ カヨン リゾート」です。

今回は、ウブドの中心部から車で約30分の場所にある「ザ カヨン リゾート」を見学させていただきましたので、その様子をご紹介します。


カヨンとは彩られた喜びと挑戦を伴う「生命の樹」を意味し、また、バリヒンドゥー教の影絵芝居のラマヤナ物語の始まりと終わりを表す宇宙の象徴でもあるのだそう。

リゾート内には、このカヨンをモチーフにしたインテリアが、プール、バスタブ、レストラン等至ることろにあしらわています。

▼入口▼

カヨンリゾートは、ウブドの中心部から車で約30分、テガラランライスへとウブドを結ぶ道路から1キロ程入ったところにあります。

▼レセプション▼

道路から入ってすぐのところにレセプションがあります。茅葺き屋根の建物の奥に、見事な渓谷の景色が見えワクワクします。

入口はバリらしい造りの門と傘がお出迎え。

レセプションはリゾートの中でも高い場所にあり、ここから下へ広がるように敷地が広がっています。

下に見えるのは、レストランとその奥に広がる渓谷の豊かな緑!すぐ近くに感じられます。

レセプションからお部屋へ行くには、階段を降りて行きますが、途中に大きなカヨンのロゴが!こちらはレストランの壁ですが、大きなカヨンのロゴがあしらわれています。

こちらは人気の写真スポットになっていました。

まずはお部屋を見てみましょう。

お部屋はレストランとプールを挟んで両側にホテル棟、そしてプールの下のエリアに、上から見るとプールを囲むような配置でヴィラが建てられています。

渓谷を前にして、右の棟がバレーデラックスルーム、左の棟にリバースイートがあります。

▼お部屋紹介:バレーデラックスルーム▼

バレーデラックス棟の入口。VALEY DELUXEの看板が目印です。

お部屋の入口のドアはホテル棟にしては珍しい、両開きタイプ。木彫りがあしらわているバリらしい造りです。

お部屋の広さは40u。木がふんだんに使われた暖かみのあるインテリアで、ホワイトウォッシュ加工がされているので、お洒落さも感じられます。

ベッドは天蓋付き。

バレーデラックスルームは6部屋あり、そのうち2部屋がハリウッドツイン(ベッドの枠は1つでマットレスが2つ)のお部屋です。

ベッドの両サイドにコンセントがあり、片方がインドネシアタイプ、もう片方がマルチタイプのコンセント口と、USBポートがあるので、とても便利です。

ウブド地区は特に雨期は雨が多くじめじめするため、チェックイン後に空気清浄機を使って湿気臭くなるのを防いでいるのだそう。見学させていただいた時も全く臭いはしませんでした。

こちらの空気清浄機はリクエストがあれば、滞在中ずっとお部屋に設置して利用することも可能とのことです。

ベッドの前にTVとTV台の下がキャビネットになっていて、ミニバーはこちらにあります。

ミニバーには、ビール、ワイン、ソフトドリンク等が予めセットされていますが、こちらは有料となります。

その他にお菓子やワインのボトルもあり、金額は料金表で確認できます。

キャビネットの上には、スタンダード特典のフルーツバスケット。

入口側のお部屋の端にテーブルと椅子が設置されていて、無料のコーヒーや紅茶、お水はこちらにあります。

カヨンリゾートのお部屋の鍵はカードキーではなく、昔ながらの鍵ですが、付いているキーホルダーもカヨンの形をしていました。

ベッドの後ろ側に、クローゼットとスーツケース置き場。

セーフティボックスはクローゼットの中にあります。

クローゼットの隣に、バスルーム。

バスルームは縦に長い作りで、手前からトイレ、シンク、シャワーブース、奥にバスタブの配置です。

バスタブのすぐ横にシャワーがあるは、日本人的にとても使いやすいですよね。

バスタブには窓が付いていて、ジャングルの景色を見る事ができます。
バスタブもカヨンの形をしていました。

バスルームはすっきりとまとめられているので、使いやすそうです。

シンクは一つタイプですが、石で作られているので高級感があり、シンクまわりにアタ製品が使われていたり、下のアメニティ入れにはソカシと呼ばれるバリの人々がお供え物を入れて使うものが使われていたりと、センスがとても良いです。

バレーデラックスルームは全室バルコニー付きで、バルコニーには、テーブルと椅子が設置されていて、景観はジャングルビュー。すぐ近くにジャングルが広がっています。

▼お部屋紹介:リバースイート▼

リバースイートは渓谷を前に見て、リゾートの左側の棟にあります。

広さは45u。室内の造りはバレーデラックスルームと同じ、違いはバルコニーのソファの有無と景観となります。

こちらはハリウッドツイン(ベッドの枠は1つでマットレスが2つ)のお部屋でした。12部屋あるうちの3部屋がこちらのハリウッドツインとのことです。

それぞれのマットレスに天蓋が付いているので、プライベート感があって良いですね!

バルコニーには、テーブルセットの反対の端にソファが設置されています。

景観はジャングルとリバービュー。木々で隠れてあまり見えませんが、下に川が流れているので、川の音が良く聞こえます。

バレーデラックスルームとお部屋の広さは5uの違いなので、正直違いはわかりませんが、リバースイートはバルコニーにソファもあるので、川の音を聞きながらジャングルを眺めてゆったりするのに良いと思います。

▼お部屋紹介:リバーエッジプールヴィラ▼

リバーエッジプールヴィラは5棟のみ。今回一番奥のヴィラを見学させていただきました。

レストランから階段を下りると、ヴィラエリアになりますが、途中には石にレリーフが描かれていて雰囲気があります。このレリーフはラーマヤナの物語が描かれているのだそう。

入口はバリらしい石造りに目を引くカラフルなドア。

敷地に入ると目の前にプールと階段を少し上ったところにお部屋がありました。

ヴィラによってプールの位置が異なり、プールとお部屋に段差のないお部屋もあるそうです。

お部屋は真ん中に天蓋付きのベッドが設置されていて、ちょうどハネムーンのセットアップがされていました!

花びらで作られたハートのデコレーションが可愛いです。

ベッドタイプはダブルのみですので、ハネムーンやカップルにおすすめです。

ベッドサイドにコンセント口があり、片側がインドネシアの形状、反対側はマルチプルタイプとUSBのAとCがありました。

そして、なんとこちらのお部屋だけ、窓の外がレリーフになっているんです。その分、他のお部屋より室内が暗くなっているのだそう。

TVとミニバーは入口近くに。

ミニバー内とお菓子等、バレーデラックスルーム、リバースイートと同じです。

バスルームはベッドの後ろ。
バスルームにはドアがなく、ベッドの左右どちらからも入ることが出来るようになっています。

カヨンの形のバスタブに、ハネムーン特典のフラワーバスがセットアップされていました!デコレーションもカヨン!可愛いですね。

バスタブに浸かりながら、外の景色を楽しめる造りです。隣にシャワーエリア。扉はありません。

ヴィラのバスルームはダブルシンク。

シンクの前にクローゼットと、エスプレッソマシンとカップ類が置かれたテーブル、そして、セーフティボックスのあるクローゼットがある珍しい配置となっていました。

向かって左から浴衣などの入ったクローゼット、エスプレッソマシンの置かれたテーブル、そして、一番右がセーフティボックスの入ったクローゼットでした。

テーブルの上の箱の中に、ホテルの案内や、レストラン、スパメニューをご確認いただけるQRコードがありました。

トイレは扉付き。ただし擦りガラスは一部のみです。
バスルームとベッドルームの間にも扉がありませんので、気にならない方とのご旅行におすすめしたいお部屋です。

バルコニーにはテーブルセットがあります。お部屋の中にはソファはありますが、テーブルセットはありませんので、お部屋でのお食事はこちらが便利です。

下にはプール。なんとプールもカヨンの形をしているんです。

そして、こちらのお部屋は奥に滝も見えました!滝が見えるお部屋は2部屋ありますが、こちらのお部屋がより良く見えるのだそう。

▼施設紹介:クピトゥレストラン▼

レセプションから階段を下りたところにあるメインレストラン。

セミオープンで心地よい渓谷の風が吹き抜けるレストランでした。
横には池に囲まれたスペースがあり、アイコン的な石像が目を引きます。

クピトゥレストランでは、毎週火曜と木曜にバリニーズダンスディナーが開催されていて、バリニーズダンスはこちらのスペースで行われるそう。

また、宿泊者は毎日のアフタヌーンティーが含まれています。

3段のアフタヌーンティーはテンションがあがりますね!飽きないように、内容は毎日少し異なるそうです。

▼施設紹介:カヨンジェッティ▼

リゾートの一番下にあるカフェ。椅子とテーブルがいくつかあるのみですが、こちらの魅力はすぐ近くに滝があること!

アクセスは階段のみ。結構急な階段ですので、注意しましょう。

希望があれば、こちらで朝食もいただくことが可能。(有料・料金はおひとり様100,000ルピア・要予約)

カヨンジェッティにはキッチンはありませんので、お料理等は全て上のレストランからスタッフが運んでくださいます。

毎日のアフタヌーンティーもレストラン以外に、こちらでも可能とのことです。

また、こちらの場所はウエディングやロマンティックディナーの場所として、特に欧米人観光客に人気だそう!

マイナスイオンが感じられる場所でした。

▼施設紹介:プール▼

メインプールは、クピトゥレストランの隣。なんとメインプールもカヨンの形をしていました。

あまり大きくないプールですが、目の前に渓谷の緑を眺めながらご利用いただけます。

▼施設紹介:スパ▼

セラユスパはリバースイートのある棟にあります。

部屋数は、カップルルームが3部屋のみ。目の前には渓谷が広がり、お部屋と同様にホワイトウォッシュのインテリアに、バリらしい木彫りや布があしらわれた素敵な空間です。

▼施設紹介:ヨガパビリオン▼

レストラン近くにセミオープンのヨガパビリオンがあり、毎日7時〜8時の1時間のヨガクラスがあります。

セミオープンで周囲の緑の景色も楽しめる素敵な空間です。

▼施設紹介:シャトルサービス▼

カヨンリゾートからは、ウブド中心部へのシャトルサービスがあるので、ウブドの中心部から車で20分程かかりますが街歩きも可能。

乗り場はレセプションの前です。

時間は、11時〜21時の間で2時間に1本。ウブド発着はダラムプリとなり、ウブド王宮までは徒歩10分程の距離があります。

ただ、21時20分の便はウブドで舞踊鑑賞した後の利用も可能な時間なのは嬉しいです!

<シャトルバススケジュール>
ホテル発:11時・13時・15時・17時・19時・21時
ウブド発:13時20分・15時20分・17時20分・19時20分・21時20分
 

ウブド中心部以外には、姉妹ホテルのカヨンジャングルリゾートへのシャトルも1日1本あります。

カヨンジャングルリゾートからホテルへのお戻りは、カヨンジャングルリゾートのシャトルでお戻りいただけます。(9時・12時・15時・18時 カヨンジャングルリゾートのウブド中心部へのシャトルの利用となるため、ウブドセントラルパーキング経由となるそうです)

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カヨンリゾートは、ウブドの文化と芸術の魂を尊重するために、彫刻や絵画をふんだんに取り入れ、地元の素材、石、木、竹を使用してデザインされているということで、敷地内はバリらしい石像や石に施されたレリーフなど、バリらしさが感じられるリゾートですが、お部屋はモダンなインテリアですので、バリらしいホテルに泊まりたいけど、お部屋は快適さを重視したい!という方におすすめです。


また、姉妹リゾートの「ザ カヨン ジャングル リゾート」には、Wana Jungle Pool&Bar(ワナ ジャングル プール&バー)というプールバーがあるので、時にDJのパフォーマンスがあったりと賑やかなリゾートですが、こちらの「ザ カヨン リゾート」はリゾート内に滝があったり、川の音が聞こえたりと、自然を近くに感じることのできる静かなリゾートなのが魅力。

どちらも15歳以上からご利用可能な大人のリゾートですが、より静かに過ごしたい方にはこちらのカヨンリゾートがおすすめです。

なお、敷地はレセプションから下に向かって敷地が広がっているので、階段や坂道が多く、敷地自体はそれほど広くはありませんが、カートやエレベーターはありませんので、移動は全て徒歩となります。そのため、足腰が弱い方にはおすすめできません。

※こちらに記載の情報は2023年10月23日の情報です。記載内容は変更となる場合があります。


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