高校生がACTでACT!!?
吉居健太
皆さんこんにちはなす!
吉居健太なす! 変なキャラはここまでにしといて。
今日は僕がインドネシアのバリ島に8日間行って学んだことなどを書き連ねたいと思います。
目次
- ❶参加理由、挑戦した理由
- ❷インドネシアのリアルとイメージのギャップ
- ❸最も楽しかったこと、辛かったこと
- ❹ACTでの目的は達成できたか?
- ❺ACTで学んだこと
- ❻ACTでの参加前と参加後の変化
- ❼ACTに挑戦する人へ
❶参加理由、挑戦した理由
皆さん、何で私がこれに参加したか気になってませんか?さぞかし気になっていることでしょう。
私は、これに参加している理由として大きく3つあります。
その前に、私の夢を書きたいと思います。
それは『国際的に活躍し、人にいい意味で働きかける人』です。
漠然としてますよね。それを明確にしたくて、今回ACTに参加しました。
先ほども述べたようそれを叶えるための3つの参加理由とは…
1. 主体性、積極性を持って物事に取り組む力を培う。
2. 色々な事に取り組んでる人と会い、交流する。
3. 国際問題など現地でしか本態のわからないものを知る。
そしてなぜ高校生なのか?
それは高校のうちからそういう事を意識し体験し始めるとこれからのものの見方が3π(540° ふざけすぎました、すみません。)変わるからです。
❷インドネシアのリアルとイメージのギャップ
皆さんインドネシアといえばどんな事を想像するのでしょうか。
バカンス?リラックス?お土産?ナシゴレン?などなど想像は膨らみますね!僕もそんな感じでした。
実際も観光客の観点からするとそんな感じでした。
ただ、私たちは今回、観光客ではありませんでした。
(まあちょっとだけ観光客でしたが)
私は、自分が描いていたリゾートなどの輝かしいイメージとは裏腹にインドネシアの暗いところである、貧困やゴミなどの社会問題を見ることができました。
そうはいっても、リラックスしまくりでした。
ナシゴレン美味しくて6回くらい食べたし、お土産も買いました。いいところですよ!
❸最も楽しかったこと、辛かったこと
まあ、最も楽しかった事は食べる事! なんて言ったらダメですよね(笑)僕的には、『人とたくさん関われた事』です。
僕は人見知りでもともと人と話す事をあまり得意としていませんでした。ということもあって、最初は色々苦労した事を記憶しています。
しかし、飛行機の中で隣の人から3ヶ国語教えてもらったことから始まり、たくさんの人と交流していく上で、元々の苦手意識が拭き取れた気がして、帰る頃には、あの時楽しっかたなどと思うほどになっていました。それは、バリの人や、海外からの旅行者、友達などのおかげです。ありがとなす!
最も苦労した事はですねぇ、間違いなく『課題解決プロジェクト』ですね。これについては後で詳述したいと思いますなす。
❹ACTでの目的は達成はいかに??
皆さんさぞかし気になっているのではないでしょうか『こんなふざけてる感じのやつが目的達成できたのかよ!』って。まあまあ、落ち着いてください。
・課題解決プロジェクト
この目的達成を審査する際に、どうしても切り離せないある体験がありました。それは2日目の夜、私たちがあるオープンディスカッションに参加した事です。私自身そう行った事は初めてでした。ディスカッションは、sustainabilityが議題でした。(この単語は意味が広いので解釈はあえてしません。)
私にとって印象的であったのは、それがバリの出身者ではない人、すなわち海外からの居住者や旅行客が行われていた事です。
その時『みんなバリをよくするために意見出し合っていてすごい』と切実に思いました。その反面、現地の人がそれに参加していないという課題も発見することができました。それ以来、僕は課題解決プロジェクトは、こういったsustainability系を扱いたいと思うようになりました。
ちなみに、隣に座ってた人と色々話してると、その人も自分なりの考えを持っていてすごいと、ただ感心させられました。その人は四国を自転車旅したいそうです。是非、頑張って欲しいですね!
話を戻すと、そんな経験もあって、課題を探すときは難なく決まりました。僕の課題は "What do you think is important to introduce sustainability to rural Balinese community?" でした。(『sustainabilityを田舎のバリ人コミュニティに伝えるには何が大切?』的な感じです。)
皆さん、きっと、なんで最も辛かったことが課題解決プロジェクトなの?と考えてるんじゃないでしょうか?そうなんです、きつかったのは課題が難しいというのもあるんですが、これを1人で行ったというところにあるんです!ひゃあああああ!
一人なので当然いろんな思いや考えが頭の中で錯綜していました。
僕はそこで悩むより、ローカルの人に会いにいくというACTionを起こすことに決めました。
ビーチでお店を経営している人や、マーケットの人、農家の人など、su-re.co でインターンしている人の協力も得て色々な考えを得ることができました。
そんな中で、僕が特にピックアップしたいのが発表1日前の自由時間のことです。
そのときは、パワーポイントのことや発表のことで頭がいっぱいいっぱいで、正直きつかったです。
タイモブメンターであるかなえさんの助言もあって、sustainabilityに力を入れてる店に一人で行くことに。 話はここからヒートアップしてきますよ。
まず、そこまで行くのに私たちが今まで使ってたバスは使えなくて、バイタクを使うという私にとって初めての経験をしました。感想は、『すごい楽しかった』です。
お店に着いてから、そこの店員さんと話をし、帰る間際にお客さんが入店したのでその人たちにもいくらか質問をしてみると、まさかのその店のオーナーの友達らしく、僕にその人のfacebookを教えてくれたんです。
いくつかの質問を入れたメッセージを送ったら、その日の夜に、とても丁寧な返信が来てすごい感動したのと同時に、ACTionを起こして良かったと思えました。
その夜、かなえさんと話しながら1時くらいまで頑張ったのはいい思い出です。僕が行き着いた考えは『学校』です。学校とはいっても、日本のようなでっかいものではなく小さいものです。簡単に説明すると、その学校で田舎に住んでいる人を中心にバリ島の現状を知ってもらい、何がそれを引き起こしているのかを知ってもらい、解決策を知ってもらい、実行してもらうというものでした。
パワーポイントも文字ばっかりになったり、プレゼンも全然まとまってなくて、支離滅裂で、下手でしたが、少し自分を頑張ったと褒めると同時に、もう少し良くできたと悔やむという形にさせていただきます(笑)
この課題解決プロジェクトそのものが一番今回の目的達成につながったと考えています。僕は、すべてのことを1人で行い、色々な人の意見を聞き、お店に訪問したことで主体性と積極性を培えました。
また、実際に農家の人や市場の人、海辺で働いている人、など様々なバックグラウンドを持っている人と話し交流することができました。加えて、sustainabilityという、バリの社会問題知らずして成り立たないものを扱うことによって、バリにおいての現地でしかわからないことをたくさん知ることができました。
これは大成功といえるのではないでしょうかねぇ!
僕のプレゼンテーションはこちら
❺ACTで学んだこと
僕にとっては、バリにいたときは全てが学びでした。皆さんが今飲んでいるであろうコーヒー、食べているであろうチョコレート、どう作られているか知っていますか?僕は、バリに行って初めて知りました。バリ島での問題もたくさん知れました。日本はとってもラッキーですね。
しかし、今回は自分について一番学べた気がします。今まで、将来の方向性が定まっておらず『国際的に活躍する人』などと漠然としたままにしていて、大学受験を言い訳に避けて来た事、そして、簡単に他のことに興味を持ってしまう自分が嫌いでした。
しかし、今回の旅を通して、何かを学ぼうとする姿勢がいいとたくさんの人から行ってもらえて、自分でもしらなっかた一面に気づけました。また、興味あることは大学に入って決めるという手もあって、今決める必要性のなさも教えてもらえました。自分の中で自分を受け入れられた気がします。
コミュニケーションの面白さも私が今回の旅で学んだことのひとつです。先ほども述べたように、コミュニケーションを私は今まで避けて来ました。今回の旅はそんな考えを払拭してくれて、人と話すことによって得られるその人独特な考えや価値観を知れたり、行動力も培えた気がします。
異国の地で異言語の中、自分で行動しリサーチなんてばりばりいい経験でした。(寒いですね)そして行動することの大切さも課題解決プロジェクトで身を以て感じました。
最後に、バリに100%観光客でいないことで見れた様々な問題から、物事を問題意識を多少持ってみることも大切だと思いました。全てが全て完璧なんてないですもんね。まあ、ここに書くときりがないですね!
❻ACT参加前と参加後の変化
まあ、ひとつ上に話した事とオーバーラップするところもあるんですが… 。僕は参加前は、物事を取り組むときは、結構人任せだったり、どうでもよかったりと主体性や積極性がかけまくりでした。夢も方向性も漠然でした。
しかし、このACTを通して、バリ島のような、一見輝いて見えるが暗い国をどうにかしたい、そこに住んでいて孤独でいる人、貧困で衣食住のままならない人を助けたいという思いが強まりました。平和とか人権、国際関係に興味があるので将来はそういった国際機関に入り積極的に自分がそういった問題を変えたい、いい方向に改善していきたいと考え始めました。
それから、自分の欠点も自分のいいところであると考えるようになりました。そして、間違いなく人と話したり、交流したりすることへの抵抗はなくなった気がします。とてもいい経験をさせてもらいました。
❼ACTに挑戦する人へ
高校生でも大学生でも参加しましょう。私にとってこの8日間は一生モノでした。
食べ物も美味しいし、ホテルもいいし、暑いし… ってそっちじゃないわ!なんていう茶番は置いといて。ACT参加すると最高の仲間に出会えます。この8日間ずっと共に過ごすわけなので仲良くなります。こういった人たちと意見を交換したり、話したりする時間はとっても楽しいですよ!
僕はこのプログラムを通して自分を知り、洗練することができました。価値観も考え方も変わりました。
”You can't cross the sea merely by standing and staring at the water" -Rabindranath Tagore.
水を単に立って見ているだけでは湖は渡れません。それは人生も同じです。ただ想像しているだけではダメでACTionが必要です。その一歩が大切ですよ!
少しでも興味持ったら説明会に行ったりとか僕に質問してください!!Thanks for reading my vlog and see u next time:]