ホテルレポート
投稿日:2016年1月28日
クタビーチの目の前にある「グランド・インナ・クタ」。
ホテルの敷地から直接クタビーチにアクセス出来る上に、クタビーチで最新のショッピングモール「ビーチウォーク」にも徒歩5分という恵まれた立地。
個人的な事ですが、実はこのホテル、私が初めてバリ島に来た時(22年前)に泊まった思い出のホテルなんです。その当時、ホテルの名前は「インナ・クタ」でした。敷地から直接ビーチに出られるアクセスの良さは、新しく「グランド・インナ・クタ」に変貌を遂げた今も変わっていなかったので安心しました。
お部屋タイプの「スーペリア」は、昔からの古いホテル棟にありますが、「ビーチウィング」と名付けられた新しいホテル棟は、全て増築によって出来た新しい建物ですし、ビーチクラブは新しく造られたエリアで、海外旅行が初めてだったり、「ローカルの人が沢山居るところはちょっと不安・・・」と感じる方も、安全なホテルの敷地内に居ながらビーチの雰囲気を楽しむ事が出来る場所です。
「グランド・インナ・クタ」の入り口はこんな感じ。あまりバリらしさを感じさせない、ちょっとテーマパーク風な作りのエントランスは、クタビーチ直前手前の左側にあります。
表の通りからホテルに入るには、ゆるやかなスロープを上がります。
ロビーには、カラフルなガルーダの像と「ゴン」と呼ばれるドラが置いてありました。
ロビーのソファに腰掛けると、天井にカラフルな布がある事を発見。これらの布は、スンバやフローレスなどインドネシアの他島の伝統的な織物。伝統的な布でこれだけ明るいカラフルなものが集められているのは初めて見ました。
ロビーに置かれていて目を引いたのが、この「ミネラルウォーター給水器」。
グランド・インナ・クタでは、お子様連れのお客様には、無料でお子様専用のギフトをご用意していて、チェックインの時にお渡ししているそうです。
6歳から12歳のお子様には、このミネラルウォーター給水器を使う「タンブラー」をプレゼント。3歳から5歳のお子様には、ウミガメの形をしたリュックと、リュックの中には塗り絵とクレヨンが入っています。
この日は、グランド・インナ・クタの日本語スタッフ(インドネシア人で日本語を話すことの出来るスタッフ)のナナさんと、GMのピーター氏と一緒にホテルの中を見学させて頂きました。
廊下自体はあまりリゾートっ気の無い、普通のホテルの廊下です。
「エグゼクティブ スイート」
まずは抜群の景色でイチオシの「エグゼクティブ スイート」から。
エグゼクティブスイートからの眺め。目の前のクタビーチを独り占め。
全てダブルベッドの「エグゼクティブ スイート」は、ご希望でデラックスルームとのコネクティングになります。デラックスルームはツインベッドが可能。
「エグゼクティブ スイート」のお部屋の中には、ダブルベッドの他に1人掛けのイスと3-4人座れそうなソファがあります。ゆったりした空間は、居心地良さそうです。
テレビとライティングデスクの間のスペースの内側がバスルームになっています。ダブルシンクの洗面台とガラスで仕切られたバスタブ&シャワーはシンプルで十分な広さがあるので使い勝手が良さそう。バスタブの反対側にはトイレがあります。トイレの便座の向かい側には、ユニークな魚のオブジェが飾られ、トイレットペーパーの予備が置かれていました。
たっぷりな収納スペースがあるクローゼットには、
セーフティボックスやビーチサンダル、バスローブが用意されていました。
「デラックス ルーム」「デラックス プールビュー」「デラックス プールアクセス」 「デラックス シービュー」
ビーチウィングのお部屋の「デラックス」が付くデラックスカテゴリのお部屋は、お部屋からの展望でカテゴリー名が変わりますが、基本的にお部屋の作りは同じです。また、ダブルベッドまたはツインベッドの確約は空室状況によって可能です。
名前に「デラックス」が付くお部屋には、バスタブの有るお部屋とバスタブの無いお部屋がありますので、ご予約時にご希望をお伺い致しますが、バスタブの確約は出来ません。
ホテルからの写真。デラックスプールアクセス
ホテルからの写真。デラックスプールビュー
ホテルからの写真。デラックスシービュー
「デラックス」カテゴリーのツインベッドとダブルベッド。
「デラックス」カテゴリーのバスルーム。バスタブのあるタイプとシャワーのみのタイプがあります。洗面台は同じタイプで統一されています。
クローゼットはこんな感じ。入り口のドアを入って直ぐのところに作りつけのクローゼットがあります。横の壁に鏡があるのでふたつ有るように見えていますがクローゼットは1つです。
「デラックス」カテゴリーのお部屋の中は、シンプルにまとめられています。天井が高いので広く感じます。作りつけのライティングデスクと壁に取り付けられたテレビも、お部屋を広く見せる効果に役立っているようです。
クタビーチに面したビーチクラブには、プールもあります。隣には、これからスパ施設が入る予定の建物。このビーチクラブは今まで外部マネージメントの運営だったそうですが、グランド・インナ・クタのマネージメントに変わる予定があるそうです。が、まだ正式な発表予定については未定だそうです。ビーチクラブのレストランは、潮風の影響でしょう、傷んで見える部分がある事は否めません。「マネージメントが変わったら大幅に改装する予定です」と、GMのピーター氏が熱っぽく話してくれました。
朝食会場でもある「ブリーズレスト」はビーチに面した2階に位置しています。夕暮れ時、このレストランからなら、ノンビリと砂まみれにならずにサンセットをゆっくり眺める事が出来ます。
自分が生まれてたビーチに産卵の為に戻ってくるウミガメ。バリ島にはウミガメが産卵するビーチがまだ残っています。但し、保護しなければ絶滅してしまう可能性が大きいんです。そんなバリ島のウミガメを守る為、グランド・インナ・クタの敷地内では、ウミガメの卵を集めて孵化させて海に還す、というプロジェクトが行なわれています。大きなウミガメは卵を孵化させるまでの間砂の中に卵を埋めておく施設です。ウミガメが孵化する時期には、毎日夕方になると生まれたての可愛らしいウミガメの赤ちゃんを海に還してあげるイベントが行なわれます。お子様には貴重な体験になる事間違いなし、のお勧めイベントです。
「グランド・インナ・クタ」の一番お勧めナポイントは、とにかくクタビーチが目の前で、ショッピングモールの「ビーチウィーク」まで徒歩5分だと言う事。
ビーチウォーク意外にも、マタハリ・クタスクエアにも徒歩5分程度で行けますし、クタのアートマーケットにもビーチ側から歩いて5分足らずで行く事が可能です。
そして、ウミガメの赤ちゃんを海に還す、という日本では出来ない体験が出来る施設があるということ。勿論、ウミガメの産卵にも孵化にも時期があるので、一年を通して、とは言えませんが、夢のある施設がホテルの敷地内にあるという事はとても素敵な事だと思います。
お子様連れからご年配の方まで、海が好きな方ならきっと気に入っていただけるホテルだと思いました。
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