インドネシア語で「NASI ナシ」は「ご飯」という意味があり、
「CAMPUR チャンプル」は「混ざった、混ぜた」という意味があり、
このふたつの言葉をくっつけた「ナシ チャンプル」は、
バリ人の誰もが大好きな、庶民の食事の代表メニューです。
ご飯は、普通の白いご飯の他に、
ターメリックを混ぜて炊いた黄色いご飯「ナシ・クニン」や、
赤米を炊いた「ナシ・メラー」などがあって、
おかずは置いてある中から好きなものを選ぶスタイル。
これは黄色いご飯「ナシ・クニン」の上におかずをのせたナシチャンプル。
12時の方向から、ジャックフルーツのココナツミルク煮、
テンペの甘辛煮、インゲンのソテー、ポテトコロッケ風、小魚のから揚げ、
と、まぁ、色んなおかずを乗せるのがナシチャンプルなんです。
このお店は丁度おかずを追加する時間帯だったらしく、
おかずも調理したばかりのものが色々並んでいました。
ナシチャンプル屋さんのほとんどはおかずは冷蔵庫などには入ってなく、
常温で置いてあるところがほとんど。
バリ島で楽しく最後までお過ごし頂きたいので、
特に今のような雨期の時期は気を付けてお店を選んで、
インドネシアの庶民の味、ナシチャンプルを楽しんでくださいね。