バリ島のお土産物屋や、街のショップで見掛ける「サロン」と呼ばる布は、薄手で持ち運びも簡単なので一枚持っているととても便利な布です。日本でも25年位前に、サロンと同じ1枚布が「パレオ」と呼ばれて大人気になった時期がありました。
「サロン Sarong」はインドネシアでは1枚布を指しますが、特にバリ島ならでは「サロン・パンタイ」と呼ばれる1枚布は、インドネシアの他島からバリ島の遊びにやって来た人々が買っていくバリ島のお土産としても人気が高いです。この「サロン・パンタイ」の最大の特徴は、パンタイ=ビーチという名前が付けられていることからも分かるように、真っ青な南国のビーチに映えるカラフルな色と大胆な柄の描かれていることです。カラフルな色を使って描かれてた大きくて大胆な柄は、バティックの手法を用いた手書きがほとんどですが、最近ではプリントを使った安価のものが出回るようになりました。
「サロン・パンタイ」に使われるのは主にレーヨンの生地で、値段は使われている生地の質によって異なります。高価なものほど質の良い生地が使われているので、手に持った時に重みがあります。また、レーヨン生地は水を吸うととても重くなりますので、ビーチで使って濡れてしまった場合や洗濯後の乾き易さの点からみると、しっかり目がつまった高価なレーヨン生地よりも、安いものの方が薄くて軽く、洗濯後の乾きも早いので実際に使うときには便利です。
便利な使い方を紹介させていただきますね。
・ビーチでおしゃれな腰布として
・ビーチで敷物として
・ビーチタオルとして
・濡れたものを包んで、バッグ代わりに
・肌寒い時に肩にかけて
・おしゃれストールとして
などなど
アイデア次第で使い方はいろいろ。
1枚あるとめちゃくちゃ便利!!!
バティックのサロン・パンタイは、新しいものは色落ちし易いので、一度手洗いで洗ってから使ったほうが良いでしょう。白い衣服に色移りしてしまうと落ちないことがありますのでご注意下さい。