皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
2016年1月14日、ジャカルタでまた理不尽で悲惨なテロ事件が起きてしまいました。
私も、バリ島で放送されているNHKのニュースで、
この事件を取り扱っているのを何度か見ました。
インドネシアの首都であるジャカルタは、バリ島のお隣のジャワ島。
インドネシアの経済発展に伴い、近年日本企業の進出も多く、
NHKのニュースでは、多くの日系企業と共に、
日本人約1万人がジャカルタに住んでいる、とも話していました。
首都ジャカルタはインドネシアの政治の中心であり、
インドネシア国内でダントツ1位の商業都市です。
バリ島はと言うと、インドネシア国内に住むインドネシア人にとっても、
国内で行ける観光地として最大の憧れであり、
観光業を主とするバリ島と政治と商業が主のジャカルタでは、
それぞれの在り方自体が大きく異なります。
バリ島は、遠い過去に2度起きた無差別テロ事件の
悲しく辛い経験を忘れてはいません。
バリ島でバカンスを楽しむお客様の目には
出来るだけ触れないように注意しながら、
お客様の安全を守る為の様々な対策が今も尚続けられています。
これは、ヌサドゥアBTDCに入る際のセキュリティーチェックの様子。
迷彩服はTNI(インドネシア国軍)から派遣された兵士。セキュリティチェックに参加しています。
今回のジャカルタのテロ事件を受けて、
即日、バリ島全体でその安全対策が更に強化された事は、
普段はのんびりして見えるバリの人々だけでなく、
インドネシアが国としての威信を掛けて、
バリ島でテロ事件が起きることがないように結束の強さを新たにし、
自分達とバリ島のお客様の安全を全力で守る、という固い決意を感じます。
こちらは、インターコンチネンタルホテルのセキュリティチェックスタッフ。
こちらでも迷彩服のTNI(インドネシア国軍)から派遣された兵士がセキュリティチェックに参加しています。
バリ島は今日も亜熱帯特有の暑さで、
その青い空には、手触りの良さそうな白い雲が所々に漂い、
真っ青な海では南国ならではのマリンスポーツに興じる人達が沢山います。
こちらは、BMRのパラセーリングアドベンチャーと、真っ黒に日焼けしたBMRの元気なスタッフさん達。
お客様を受け入れる側のマリンスポーツのスタッフや、ホテルのスタッフさん達も、
安全なバリ島で、皆さんが思い描いたとおりのバカンスを楽しんで頂けるよう、
素敵な笑顔とおもてなしでお待ちしています。
アヤナリゾート&スパの日本人ゲストリレーションのナオミさんと、アヤナからの景色。
インターコンチネンタルの日本人ゲストリレーション前田さんと、インターコンチネンタルのロビーからの景色。
こちらのディスカバリーカルティカプラザホテルのジェネラルマネージャーのジェフ氏(真ん中)は、「お客様の目に出来るだけ留まらないように配慮しながら、ハイレベルのセキュリティー対策を行なっています。」との事。
バリ島は100%完全無欠に安全です、とは断言出来ないのも事実ですが、
それは世界のドコに居ても同じ。
他の地ではなく、ご縁があってバリ島へ行くこと決めたあなた。
是非バリ島にお越し頂いて、ご自身でこのバリ島の安全さと楽しさを感じて下さい。
そして、バリ島は安全であることを、あなた自身の言葉で、
心配しているあなた以外の多くの人に伝えて欲しいと思います。