皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
さて、日本人の皆さんにはあまり知られていないかもしれませんが、
今年の4月16日から新しい法律が施行されています。
それは
「ミニマーケットで5パーセントまでのアルコールを含む飲料の販売を禁止する」
というもの。
因みに、ミニマーケットとは、日本でいう「コンビニ」と同じです。
アルコール飲料の事をインドネシア語の造語で
「ミラス(Minuman Keras の略)」「ミノル(Minuman beralkoholの略)」
なんて呼ばれています。
Minuman(ミヌマン)は飲み物のこと。Keras(クラス)は強い、という意味。
確かに、アルコールを飲むには適していない年齢の若者達が、
コンビニの外に置かれているテーブルで
ビールを飲んで談笑している姿を見かける事は多かったのですが、
法律にして「コンビニで売らせない」方法を採るとは思っていませんでした。
サーフィンの後のビール。。
日焼けした後、サンセットを見ながらのビール。。
ホテルの部屋で友達と話をしながらビール。。。
コンビニでビールが簡単に買えていた事が、こんなに便利なことだったとは。。。
ところが、やっぱり外国人とツーリストの為に、
クタやサヌールのように外国人が集まる地区ではこの法律にも「例外」が適用されるそうです。
そして、これが初めて目にした『目隠し付きコンビニの冷蔵庫』
目隠し用に書かれた文字は、
BIR MINUMAN ORANG DEWASA
MENGANDUNG KADARU ALKOHOL MAKSIMUM 5%
UNTUK DINIKMATI SECARA BERTANGGUN JAWAB
これを翻訳すると・・・
『ビールは最高5%までのアルコール成分が含まれた大人の為の飲み物です。
自己責任のもとで楽しみましょう』
ふむ。一理ありますね。。。
さて、目隠しされたドアを開けて見ると・・・
ありました! ビンタンビール!!!
ビールの他にも、低アルコール飲料がキンキンに冷えています。
私はどう贔屓目に見ても21歳はかるーく越しているので、
「21歳ですか? 身分証明書を見せて下さい」と言われたことはありませんが、
世界を基準にすると幼く見えがちな日本人は、
「21歳ですか?」と聞かれてしまうかもしれません。。。
目隠しした冷蔵庫のあるコンビニで、ビールを買う時には、
念の為にパスポートのコピーをお持ちになっては如何でしょうか。。。
(聞かれない事の方が多いと思いますが)
そして、くれぐれも飲みすぎにはご注意下さいね!!!