皆さん、こんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
前回はバリ人女性の正装についてご紹介しましたので、
今回は男性の正装についてご紹介したいと思います。
男性が上半身に着るのは「クメジャ」と呼ばれるシャツ。
お祈りのある儀式やお祭の時は、一般的に白を着用するそうです。
白地に刺繍の入ったコットンのシャツは上品な感じ。
イカット(絣織り)がプリントされたものとコンビネーションにしたシャツはカジュアルな感じ。
シャツカラーだけでなく、スタンドカラーのものもありました。
白地に刺繍が施されていて上品な印象です。
こちらでご紹介したシャツは、サイズにもよりますが
一番小さいSサイズで日本円にして約1,000円~2,500円程度。
日本でも着られそうなシンプルなシャツです。
お次。こちらは「サファリ」と呼ばれている男性用の上着です。
普通のシャツよりもお洒落着として格付けされるようで、
結婚式などのお呼ばれに着て行くことも多いです。
どちらかと言うと、若い男性よりも、大人の男性が着ているようですね。
サファリのお値段は日本円で約2,700円位から。
男性用のものも、サイズによって値段が変わります。
こちらのお店では一般的に言う「吊るし(既製品)」を売っていますが、
男性でも、テーラーに好みの生地を選んで、自分の体型に合わせて、
フルオーダーで作る人も多いんです。
ポケットの位置や、スリットの位置など、
こだわりを持って自分だけの一品を作るなんて、羨ましいです。。。
こちらは正装には欠かせない「ウダン」と呼ばれる頭に被るもの。
白はお祈りの時に。カラフルなものはお呼ばれの時などに着用します。
ウダンのお値段は、500円位から。
こちらは、男性も腰に巻く「カメン」の上から着用する「サプッ」です。
サプッはカメンと合わせて着用する男性だけのものなので、
個人の好みやセンスが発揮出来る一品。。。
お祈り用の白無地から、カラフルなプリント物や、
織り柄のカラフルなものまで、沢山種類がありました。
ウダンとお揃いのサプッもあります。。。お洒落にこだわる人が多いんですね。
このお店には、男性用の正装を着たマネキンがなかったので、
バリ王の現地オフィス、「パラダイスバリツアーズ」のお祭の時に撮影した写真で、
実際のバリ人男性の着用例をご紹介します。
この時は「オダラン」と言う、大切な儀式の為のお祭だったので、
男性ガイドさん達は、ウダン、クメジャ、サプッまで白で統一している人が多いです。
左から、日本語も話せるドライバーのディアスタさん、
真ん中はベテランガイドのウィダストラさん、
右は日本人のような日本語を流暢に話すグスティ・オカさん。
いつもの緑色の制服姿よりも、正装姿は一段と凛々しく見えます。
男性のバリ民族衣装は腰に巻くカメンと頭にかぶるウダンで即バリ人の正装のできあがりです。
お手軽に揃えることができますので、寺院めぐりにバリ人の服装で。
というのも良い思い出になりますよ!
興味のある方が、是非バリ王までお気軽にご相談くださいね。