皆さんこんにちは。 バリニー王の嫁、キタです。
今バリ王のツアーの中には、バリ島巡回シャトル『クラクラバス』の
24時間有効の乗車カードが無料特典で付いてくるものが多くあります。
ご存知でしたか?
クラクラとは、インドネシア語で「カメ」の事。
このカメを模したユニークな巡回バス『クラクラバス』の特典、
はてさて、どれくらい便利なのかしら?
実際にバリ王をご利用頂く旅行者の目線になって体験しなくては! と思い立って、
先日の日曜日に実際に乗ってみる事にしました。
まず、クラクラバスに乗る為には、
乗車専用のチケットを購入する必要があります。
その為、専用カウンターが設置されている所からスタートしなくてはなりません。
が、しかし! バリ王の特典で付いてくる「クラクラバスカード」なら、
乗車前に何の手続きも必要ないので、直ぐに利用出来ちゃうんです!
(専用カウンターの場所は、クラクラバスの路線図に詳細が載っています)
今回私が選んだ初乗り場所は『DFS』
DFSの出口側に、緑色のカメさんのような『クラクラバス』が並んでいます。
路線図と、バス停の案内板の上には、大きなデジタル式の時計。
時計をしていなくても正確な時間が分かります。
ワクワクしながら、DFS内のクラクラバスカウンターへ。
チケット売り場担当のお姉さん。笑顔が可愛くて、親切ですよ。
カウンターに置かれた路線図。
予め、何処へ行くのかを決めておくと、チケット購入がスムーズです。
そうそう、「チケット」と聞くと紙で出来たものを想像しますが、
クラクラバスで購入するのはカードまたはコイン状のものでした。
「クラクラコイン」と呼んでいるコイン型チケットは、
路線別にそれぞれ色が変えてあるんです。
クタ線、レギャン線、スミニャック線に利用するのは緑色のコイン。
料金は1回の乗車につき20,000ルピアです。
サヌール線とジンバラン線は赤いコイン。1回の乗車につき40,000ルピア。
南ヌサドゥア線とヌサドゥア線のコインは水色。1回の乗車につき50,000ルピア。
5月17日現在でヌサドゥア線はまだオープンしていませんでした。
一番遠いウブド線は紫色。1回の乗車に付き80,000ルピア。
何故「1回の乗車につき」と書いているかと言うと、
1回乗って降りたら、また「クラクラコイン」を購入して乗車しなくてはいけないからなんです。
この日私が今日初体験したのは、DFSから1回20,000ルピアのクタ線。
このバスに乗ります!!!
クラクラバスのカウンターで貰った路線図と時刻表。
説明が日本語なのでとても分かり易いです。
因みに、クタ線は20~30分間隔で運航されていますが、
一番本数が少ないのはスミニャック線で、1日4便です。
バス停に置いてあるベンチで待っていたら
「クタ行きにお乗りですよね」と、可愛いお姉さんがお迎えに来てくれました。
お姉さんがドアを開けてくれましたが・・・
あれっ? タラップの幅がめっちゃ狭い!
階段部分の幅が狭くて足を乗せ難いので、
乗り降りの際には十分に気をつけて下さいね。
乗車用に購入した「クラクラコイン」は、専用のコイン入れボックスに入れます。
コイン以外に、プリペイド式のカードもあるので、
バリ王特典の「クラクラカード」をご利用になる場合は、
ドア近くの機械にタップして下さいね。
イザ、出発!
クラクラバスの車内は思っていた以上に明るいです。
座席にはカメの柄の入った座布団が付けてありました。
足元にはマルチタイプのコンセントの取り口が。
充電器を持っていれば、乗車中に充電出来ちゃいます!
隙間時間に携帯電話の充電が出来たら、便利ですよね!
その他、車内ではWiFiが無料で使えたりします。
車内のテレビ画面では、クラクラバスの説明画像や、
ホテルのコマーシャル等を観る事が出来ました。
残念ながら(?)車内画像に音声はついていませんでした。
この日は運悪く、長い渋滞にはまってしまいましたが、
クラクラバスの車高が他の一般の車に比べて高いので、
車が沢山集まっている中にいても圧迫感のようなものはあまり感じませんでした。
後部座席に座ると、こんな感じ・・・。
座席は幅広ではなく、リクライニングも出来ませんが、
移動距離がそれほど長くないので、このイスでも大丈夫でした。
暫くして渋滞を抜けると、いつも通りにスイスイ進みます。
街をちょっとだけ高い視点から眺めるのって、なんだか新鮮です。
ここは、カルティカ通りへ向う交差点。
今日の目的地、ビーチウォークに着きました!!!
クラクラバスは、ビーチウォークのメインゲートにカウンターとバス停があります。
この日のDFSからの所要時間は1時間10分。
渋滞していなければ、30~40分位で着くらしいですよ。
例えば、同じ距離をタクシーで移動した場合、
大体60,000~70,000ルピア位は掛るので、
2人で乗るならクラクラバスの方がお得なのは間違いありません。
クラクラバスは決められたバス停から決められたルートを時刻表に従って運航している為、
渋滞を避けて他の道を通る等、臨機応変な対応は期待出来ません。
また、各バス停での待ち時間は最大1分との事なので、
乗り遅れたくない場合は、予定時間の前からバス停で待っている方が賢明です。
ですから、時間に余裕があって、外の景色でも楽しみながら
のんびり移動するのも良いなぁ、とお考えの方には最適と言えますが、
少ない日数内で限られた時間を有効に使いたい人! と考える方には、
「このお店を廻って、次はこっちのお店に行きたい」「ちょっと待っててね!」等、
わがまま言い放題のバリ王のチャーターの方が便利かな、と思いました。
何はともあれ、バリ島に出来た初の巡回バス『クラクラバス』。
百聞は一見にしかず!!!
皆さんも、バリ島に来たら是非クラクラバスに乗ってみて下さいね!!!