【2022年2月3日時点】バリ島渡航レポ Aバリ島入国までに必要な書類
2022年2月
2月3日、約2年ぶりにガルーダインドネシア航空が成田‐デンパサール(バリ島)直行便を就航しました。
今回その直行便に弊社の社員が搭乗しましたので、日本出発前からバリ島到着後、そして、検疫期間中の
情報をご紹介します!
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2022年2月3日時点で、インドネシア、バリ島から入国する場合に必要な書類は以下となります。
※インドネシア入国にあたって必要な書類や情報は予告なく変更される場合がございますので、
渡航が決まりましたら必ず最新情報をご確認ください。
@ ワクチン接種証明書
英文記載があり、出発の14日以上前に2回の接種を完了していることを示すもの
※インドネシア入国時、0〜11歳はワクチン接種証明書の持参は不要です
ワクチン接種証明書は、デジタル庁の新型コロナワクチン接種証明書アプリ、または、接種時に住民票の
あった自治体で交付を受けることができます。
デジタル庁のワクチン接種証明書アプリは、マイナンバーカードが必要、かつ、このアプリに対応している
バージョンのスマートフォンが必要です。
デジタル庁ワクチン接種証明書アプリ https://www.digital.go.jp/policies/posts/vaccinecert
アプリの使用が出来ない場合は、接種時に住民票登録のあった各自治体で書面での交付が必要です。
発行には、各自治体によりますが、数日〜10日程度かかるところが多いので、余裕をもって交付を受けることを
おすすめします。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書(接種証明書)についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html#qa
私は、自治体発行の書面のワクチン接種証明を提出しました。
申請に必要な書類は
1. パスポートのコピー
2. 新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証明書 交付申請書
3. ワクチンの「接種済証(臨時)」または「接種記録書」のどちらかの写し
4. 本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)
5. 返信用封筒(宛名の記載、及び、切手貼付のもの)
申請は窓口または郵送、交付については郵送で、発行までに4営業日かかるという事でした。
実際に交付されたワクチン接種証明書はこちらです。
今回の同行者の中にはデジタル庁のワクチン接種証明書アプリの証明書を利用し、問題なく入国、
そして、PeduliLindungiアプリへの登録も出来ていました。
A PCR検査の陰性証明書(英文記載のあるもの)
出発国において出発時刻の2 x 24時間以内に検体採取されたRT-PCR検査の陰性証明書面が必要。
PCR検査は最寄りの渡航者向けPCR検査、及び、陰性証明書の発行に対応可能な医療機関(病院又は診療所)、
または、成田空港・羽田空港・関西空港に設置されているPCRセンターで受けることが出来ます。
渡航目的だけでなくてもPCR検査を受ける人が増えている為、余裕を持って事前予約をし、お受けいただく
ことをおすすめします。
私は自宅の最寄りの総合病院で受けました。
こちらの病院では、前日までの予約が必要で、14時30分までに検査を受けた場合、結果判明は検査翌日の
午前中(10時頃)とのことでした。
私は、2月1日の10時で予約をし、結果は同日の16時頃電話でいただき、陰性証明書の発行は
翌日2日の11時頃でした。
こちらが実際に発行されたPCR検査陰性証明書です。
B 検疫の為の隔離ホテルの予約確認証
デンパサール(バリ島)到着後、政府指定ホテルで隔離期間5日間(2022年2月1日付通達による)の
予約確認書が必要。
インドネシア入国時、ワクチン未接種の0〜11歳のお子様同伴の場合は、隔離期間7日間となります。
隔離ホテルの予約確認書は、旅行会社を通してホテルを予約した場合は旅行会社から、
ご自身でホテルへ直接ご予約の場合はホテルより発行されます。
C 海外旅行保険
新型コロナ感染症の治療費をカバーできる2万5千米ドル以上の支払いが可能な海外旅行保険への加入が必要。
今回私はCHUBB保険の新型コロナ感染症の治療費を無制限にカバーできる保険に加入しました。
D PeduliLindungiアプリのインストールと、e-HACの作成
プドゥリリンドゥンギ(PeduliLindungi)というアプリをインストールし、アプリ内のEHACの入力が必須。
EHACとは「Electoronic Health Alert Card( エレクトロニック・ヘルス・アラート・カード)=
電子健康状態申告書」の略で、ワクチン接種証明書、PCR検査の陰性証明、健康状態を申告することができる
システムです。
ダウンロード方法、入力方法は下記ガルーダインドネシア航空のページにてご確認いただけます。
http://203.138.27.64/eHAC/eHACappManual(JP).pdf
(ガルーダインドネシア航空公式ホームページより引用)
EHACにはワクチン接種証明書、出発時刻の2 x 24時間以内に検体採取したPCR検査の陰性証明書を
アップロードする箇所がありますので、アプリの入力前に各証明書のデータや写真を撮ったものを
準備しましょう。
※なお、ワクチン接種証明書は1回目、2回目と分けて登録する必要があります。
ワクチン接種証明書アプリで発行される証明書は縦に長く、最初に1回目、その下に2回目の情報が
表示されるため、1回目と2回目のそれぞれの接種記録のところでスクリーンショットを撮り、
それぞれの情報を登録しなければなりません。
同行者はスクリーンショットをした画像がエラーでアップロードをすることが出来ず、
写真の形式をjpeg形式へ変換することで登録が出来たということです。
※スクリーンショットの画像はpng形式の為、エラーとなったようです。
アプリ上では、アップロード可能な画像の形式はjpg、jpeg、png、pdfとなっていましたが、
png形式の画像はアップロード出来ないエラーが出ていました。
今後改善されるかと思いますが、もしアップロードできない場合は、画像をjpegに変換して
再度お試しください。
このようにスムーズにアップロードが出来ない可能性がありますので、PeduliLindungiアプリの
インストールと登録は、出発前に余裕をもって行うことをおすすめします。
PeduliLindungiトップ画面
E E-CD
E-CDとは電子税関申告フォームです。
以前は機内で配られていた税関申告書の電子版となります。
http://www.cdbali.netよりアクセスが可能。
出発前に入力を済ませておくことをおすすめします。
※今回は、今まで通り機内で書面のものが配られました。
F Monitoring Karantina Presisiアプリのダウンロード
Monitoring Karantina Presisiは、警察による隔離監視システムです。
デンパサール空港より隔離ホテルへ向かう前までにダウンロードが必要です。
デンパサール空港到着後、PCR検査の結果を待機エリアでダウンロードが済んでいるかを確認され、
済んでいない場合はこちらでダウンロードをすることも出来ますが、Wifiの問題等もあり上手く
ダウンロードをすることが出来ない場合がありますので、出発前に日本でダウンロードをしておく事を
おすすめします。
Monitoring Karantina Presisi トップ画面
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今回これらの必要な書類を準備する中で、特に気を付けた書類はPCR検査の陰性証明書でした。
PCR検査の陰性証明書は、出発国において出発時刻の2 x 24時間以内に検体採取された
RT-PCR検査の陰性証明書面が必要、ということで、出発時刻から逆算して医療機関に予約を入れる
必要があります。
渡航者向けPCR検査、及び、陰性証明書の発行に対応可能な医療機関(病院又は診療所)が
最寄りの場所にない場合もあるかと思いますので、予め対応可能な医療機関を調べ、予約方法や
いつまでの予約が必要なのか等を確認しておくこと、そして、希望日に検査を受けることが出来るよう、
渡航が決まりましたら余裕を持って予約をする事をおすすめします。
また、ワクチン接種証明書やPCR検査陰性証明書、隔離ホテルの予約確認書、海外旅行保険証書等の
提示が必要な書類一式は、万一のシステムや通信トラブルに備え、紙媒体等でも持参すると
安心です。
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インドネシアの入国の際に必要な書類等の情報は、ガルーダインドネシア航空公式ホームページからも
最新情報をご確認いただけます。
※必要書類や措置に関しては、予告なく突然変更される可能性があります。
また、ご利用の航空会社により搭乗条件や必要な書類等が異なりますので、ご利用航空会社に
お問い合わせいただきますようお願いいたします。