【コモド諸島研修レポート】アジア最後の秘境コモド諸島で絶対体験してほしいアクティビティをご案内!

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スタッフ研修レポート

 
 

【コモド諸島研修レポート】アジア最後の秘境コモド諸島で絶対体験してほしいアクティビティをご案内!

大阪支店スタッフ (SK) 2018年12月

 

〜ダイビング〜

 
今回コモドでのアクティビティとしてダイビングとコモドドラゴンツアーに参加しました。
コモド諸島はダイバーに人気のスポットです。インドネシアの中でも有名な場所の一つであり、マクロな生物から大物まで楽しめるということで多くの人が訪れます。

アクティビティはラブアンバジョの町中でも多くのダイビングショップがあり、宿泊ダイブクルーズのものや日帰りなど様々な種類があります。アヤナコモドでもホテル内でマリンアクティビティの申し込みが可能ですので、こちらで申し込むのも一つの方法です。

 コモド諸島 ラブアンバジョ 港 コモド諸島 ラブアンバジョ 港

今回2日間のダイビングで、バリからの国内線で到着した日と翌日の計4本のダイビングをお願いしました。
初日はホテル到着後、ダイビングショップの方にお迎えに来てもらいそのまま港へ。ラブアンバジョのメイン通りのところに港があるのですが、ここから船で出発をしました。
フローレス島から各ポイントまでは遠くても1時間ほどの移動となります。
 

 アヤナコモド 朝食BOX アヤナコモド 朝食BOX

2日目のダイビングの日は朝の7時ピックアップだったため、レストランだと朝食時間が30分しかとれないこともあり、朝食BOXを依頼しました。ホテルの美味しいパンがきちんとパッケージに入れてありました。定番の果物も一緒に用意してくれています。朝の出発が早いツアーに参加する場合でも安心できますね。
そしていよいよポイントについたらダイビングスタート。

 ダイビング コモドの海-1 ダイビング コモドの海-1

多くのポイントがサンゴ豊富で多くの魚が群れています。赤いキンギョハナダイが海の青さに映えてきれいです。
コモドは場所によって流れているところが多く、サンゴにアンカーを下すこともできないため、中性浮力をとることやフリー潜行が必須となります。またドリフトスタイルでのダイビングになるので、ボートダイビングの経験があればよいかもしれません。

 ダイビング コモドの海 ヤマブキハゼ ダイビング コモドの海 ヤマブキハゼ

ヤマブキハゼ。砂地にはかわいい顔をしたハゼがたくさんいました。エビと共生していますが、なかなか2匹同時に取るのが難しい・・・あまり近づきすぎても引っ込まれるので、じわじわと近寄って写真を撮ります。

 ダイビング コモドの海 タテジマキンチャクダイ ダイビング コモドの海 タテジマキンチャクダイ

タテジマキンチャクダイ。背びれの部分が正対する場所によって太平洋型とインド洋型に分かれるそうなのですが、ここコモド諸島では北、中央、南の海域で水温をはじめ場所によって入り乱れているため、両方の種類が生息しています。
またなんとその2種類が組み合わさったハイブリット型の個体もいるとのこと。日本でも見ることのできる魚ではありますが、コモド諸島の海域ならではの生態が面白いところです。

 ダイビング コモドの海 ナンヨウハギ ダイビング コモドの海 ナンヨウハギ

ディズニー映画でもおなじみドリーならぬナンヨウハギも見かけました。意外と国内でも見かけることは少ないのです。潜ってるときもあの声でしゃべっているところが想像されてしまうのですが、ついつい目で追ってしまう生き物の一つです。

 ダイビング コモドの海 ウミガメ ダイビング コモドの海 ウミガメ

今回テンションが上がった瞬間はウミガメです。ちょうど目の前を横切ってくれたので、シャッターチャンスがたくさんありました。やはりカメはどこで会ってもダイバーのアイドルです。
マンタファームというマンタに出会えるポイントでしたが、今回はカメとの出会いとなりました。

 ダイビング コモドの海-2 ダイビング コモドの海-2

ダイバーなら一度は訪れたいコモド諸島の海。まだまだ知らないポイントがたくさんあるので正直4本だけでは物足りないのですが、少しだけ覗くことができた2日間でした。インドネシアの海は中上級者向けに思われることが多いですが、穏やかなポイントもあるので、ぜひ一度潜ってもらいたいスポットです。
 
 

〜コモドドラゴンウォッチングツアー〜

 
2日目のダイビング終了後船でご飯を食べたらコモドドラゴンウォッチングツアーに向かいました。
コモドドラゴンはコモド諸島の中でもコモド島とリンチャ島の2つの国立公園に生息しています。今回はリンチャ島国立公園で案内をしてもらいました。

 コモドドラゴンウォッチングツアー リンチャ島国立公園 入口 コモドドラゴンウォッチングツアー リンチャ島国立公園 入口

島に上陸すると国立公園の看板がお出迎えしてくれます。左右に像が立っていますが実際はここまで大きくはありません(笑)。この辺りはマングローブ以外木々が生えず更地のようになっています。さらに進んでいくと管理事務所にたどり着きます。

 コモドドラゴンウォッチングツアー リンチャ島国立公園 管理事務所 コモドドラゴンウォッチングツアー リンチャ島国立公園 管理事務所

基本的には国立公園内は管理するレンジャー同伴でしか立ち入ることができません。後ろの建物を見ると高床式になっていることが見て取れますが、ドラゴン自身は階段を上ることができないそうです。コモドドラゴンは特に決められた敷地にいるわけではなく完全に野生の生き物として出没するため、緊張感が高まります。噛まれると毒を持っているので大変危険。ここではレンジャーさんから観察の際の注意事項などを聞きいよいよドラゴン探しへ。
 

 コモドドラゴンウォッチングツアー コモドドラゴン-1 コモドドラゴンウォッチングツアー コモドドラゴン-1

いましたコモドドラゴン!こちらは木の下にいるところを激写。変温動物のため日中の気温が高いときは陰でじっくりとしていることがほとんどのようです。ズームをかけて撮っているので実際は少し離れたところからの撮影ですが想像より大きな体をしていました。大きい個体だと最大3mほどにもなります。

 コモドドラゴンウォッチングツアー コモドドラゴン-2 コモドドラゴンウォッチングツアー コモドドラゴン-2

こちらもやはり建物の影にたくさん固まっています。顔をつけて寝ているものは危険度レベル1ですが、顔をあげるとレベル2で、歩いているものはレベル3となります。距離をとって後ろ側に回り込み記念撮影をしてもらいました。
私としては近くで本物を見ると意外とかわいい顔をしているように見えるのですがいかがでしょうか。

 コモドドラゴンウォッチングツアー コモドドラゴン-3 コモドドラゴンウォッチングツアー コモドドラゴン-3

裏側に回ると小さい子供サイズのコモドドラゴンを発見。この建物はレンジャーの調理場になっているとのことで、食べ物が豊富な場所だということを彼らは知っているためここに多く集まってくるそうです。小さいドラゴンがイラストを見上げているところが面白かったのでついつい激写してしまいました。
 

 リンチャ島国立公園 ショートトレッキング リンチャ島国立公園 ショートトレッキング

そのあとはショートトレッキングで小高い丘を登っていきます。見て取れるように小さない石が多く転がっており、砂地で滑りやすいので履きなれた靴で参加することをお勧めします。またコモドドラゴンは血の匂いに敏感なため怪我をすることも好ましくありません。できるだけ足元も長めのズボンを履くなどして対策をしましょう。
 

 ショートトレッキング 丘を登り切ったところ ショートトレッキング 丘を登り切ったところ

丘を登り切ったところで一休み。リンチャ島を一望することができます。正面の湾に船が泊っており、ずいぶんと上ってきたことが分かります。トレッキングの際は日陰がないので、帽子をかぶったり水分補給をしながら熱中症に注意が必要です。この日は天気もよく青い空と海がちょうどキレイに見ることができました。十分休憩したらそろそろ丘を下ります。

 リンチャ島国立公園 休憩所兼お土産売り場 リンチャ島国立公園 休憩所兼お土産売り場

管理事務所近くには休憩所兼お土産売り場がありました。Tシャツと置物がほとんどです。
木彫りの置物はそれぞれの顔が少しづつ違っていて手作りということが分かります。そのため小さいものでも4〜5,000円と少しいいお値段。Tシャツも2〜3,000円が相場となります。

 リンチャ島国立公園 飾り物の頭蓋骨 リンチャ島国立公園 飾り物の頭蓋骨

コモドドラゴンは危険度からも分かる通り肉食の生き物です。水牛や、鹿、馬などもこの島に生息しており、彼らの餌の対象です。初めに獲物を捕らえた時は毒で動けなくし、じわじわと弱らせていくそうです。最終的には硬くて食べることのできない頭蓋骨だけ残っているとのこと。それをレンジャーがこの場所に飾っています。何とも弱肉強食の世界ではありますが、数が少なくなっているため、ワシントン条約で国際希少野生動植物種に指定され、国立公園で保護されています。

テレビ番組でイモトさんがコモドドラゴンと競争をしたことで有名になったコモド島ですが、どこの国のどんな島か知らない方が多いのではないでしょうか。
是非この希少な生き物『珍獣コモドドラゴン』に会いにコモド諸島を訪れて魅力を感じて頂ければと思います。
 

 
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