★シンガポール航空・成田空港見学会 で税関のイメキャラ 『カスタム君』 に出会った!!★
東京支店スタッフ (TYO) 2015年3月
こんばんは。B太です。
今日は・・・早起きをして 成田国際空港第一ターミナル【南ウィング】 へ!
シンガポール航空の「成田空港見学会&機内食試食会」に参加させていただきました!
シンガポール航空のビジネス&ファーストクラスの方がご利用する2階の ANA LOUNGE 見学後、
制限区域内を通り、検疫&入国審査カウンターのエリアへ到着。
成田空港南ウイング2F マップ
出国をしていないので、もちろん再入国する必要もなく、
入国審査カウンター横の専用通路を通り、1階の手荷物受取所へ。
成田空港南ウイング1F マップ
ちょうど、到着便のない時間帯だったのか、ターンテーブルが動いておらず、
旅客者が誰も居ない、閑散とした手荷物受取所に驚いていると、
ここから、東京税関 成田税関支署の広報担当の方に、施設内を案内していただきました。
税関検査カウンターや検疫場のご説明の後は、到着ロビーの横を通り、
成田税関支署へ移動し、税関広報広聴室で、税関についての講習会。
手荷物受取ターンテーブル 税関検査
みなさん、機内へお預けした荷物が出てくるターンテーブルの場所は、誰が決めているのかご存知ですか??
B太は、ずっと、飛行機が到着した順番に、空いているターンテーブルが割り当てられているのだと思っていたんですが・・
なんと、税関の方が、決めているんです!!
成田空港には、1日あたり約240機、約33,000人が到着しており、到着便によって検査する人員を増やしたりすることが、シフト制なので難しいようで、 一度に多くの持ち込み荷物と不審者をチェックできるよう、注意を要する地域からの到着便は、税関検査場に少しでも近いターンテーブルに決めるなど調整をしているとの事です。
税関スタッフの方は、検査場で待機している間も、ターンテーブルの荷物や、怪しい動きをしている不審者を隈なくチェックしており、検査場でのX線検査などを念入りに行い、不正薬物や密輸品の摘発に努めています。
税関イメージキャラクター『カスタム君』
税関の使命とは・・・
@安全・安心な社会の確保
不正薬物・銃砲等をはじめ、テロ・大量破壊兵器等、社会の安全・安心を
脅かす物品等の密輸入を水際で取り締まっています。
A関税、消費税等の適正・公平な課税
税関で仲秋する関税、消費税等は、日本国税収入の約1割に相当する額約5.8兆円を担っています。
B円滑な貿易の促進
貿易の秩序維持と健全な発展を目指し、適正な通関を確保し、
簡便な手続きと円滑な処理の実現のため、改善、利便性の向上に努めています。
税関講習では、その他に、麻薬や不正薬物などの最新の密輸団の手口や、麻薬探知犬の事についての説明もあり、
麻薬や不正薬物を、荷物に隠すのでなく、麻薬の袋を飲み込んで胃や腸に隠し、
体内で袋が溶け出したり、破裂し、最悪の場合、死に至る危険を冒してまでも、
密輸をしようとする人達が後を絶たないとの話には、衝撃を受けました!!
麻薬探知犬は、東京税関監視部麻薬探知犬訓練センターが成田市にあり、
日本で唯一、全国の税関に配備される麻薬探知犬を育成訓練しているとの事です。
講習会の最後に、一番怖いな!と感じたのは、密輸団に入っていなくても、
自分の気が付かないうちに密輸をしていた!という事実。
そして、旅行会社に勤務する者として、旅行に行かれるお客様に
強く案内をしなければいけないな、と感じたのが、
旅先で、見ず知らずの人からの荷物は絶対に預からない!
自分の荷物から目を離さない!
みなさま、楽しい旅行は自宅に無事に帰るまでが旅行です。
くれぐれもご注意ください!!
税関広報ポスター
この後・・・・
最後のお楽しみ!! ビジネスクラスの機内食の試食会と続きます!!