ホテルレポート
投稿日:2016年9月14日
チャンディビーチリゾート&スパは、元あったハイビスカスレストランを新しく改装し、リゾートの敷地内で一番見晴らしの良い場所であるレストラン、『OCEAN TERRASE RESTAURANT オーシャンテラスレストラン』として生まれ変わりました。そして、新しく出来たオーシャンテラスレストランの上の階、2階と3階に、新しいお部屋『デラックスオーシャンビュースイート』を増築したのです。
『OCEAN TERRASE RESTAURANT オーシャンテラスレストラン』はその名前の通りに、そしてその上の階に存在する『デラックスオーシャンぶースイート』も目の前に真っ青なインド洋の水平線が広がる素晴しい景色が楽しめます。
またレストランの改装と新しいお部屋の増築と同時期に、リゾート内に新しいヴィラも建設されました。この新しいヴィラ、「ラグジュリーオーシャンビュープールヴィラ」もあわせて見学して参りましたので順にご紹介したいと思います。
まず、チャンディビーチリゾート&スパの所在地ですが、このリゾートはチャンディダサというバリ島東部地区に位置し、ングラライ国際空港からの所要時間は約1時間半程度です。空港近辺の南部エリアからチャンディダサへは、幹線道路のイダバグースマントラ通りが出来て以来、所要時間が随分と短くなりました。因みに、有名なバリサファリ&マリンパークはチャンディダサに行く途中の中間地点にあります。
チャンディビーチリゾート&スパは、実際にはチャンディダサの中心地のメイン通りよりも手前(南部寄り)のスンキドゥという村に位置しています。
チャンディビーチリゾート&スパは、メイン道路からビーチ側に向けて曲がった小さな道を入った先にあります。リゾートの目印は道路脇に立っている、リゾートの名前とロゴが入った大きな石の柱です。
入り口から入るとロビーはこんな感じです。
リゾートの敷地内に向かう通路には緑が沢山あり、バリ島の田舎に来ている気分が盛り上がります。
リゾート内は広いので、お部屋が遠い場合にはバギーカーを使ってゲストをお部屋の建物まで案内してくれます。
敷地内に入ると、芝のガーデンが広々と広がっている先に真っ青な水平線が目に入ります。
プライベートビーチはすこし下がった場所にあるので、ビーチ近くまで行かないと見えません。小さなビーチですが、完全にリゾートの敷地内にあるビーチなのでプライベートビーチと言って差し支えありません。
プライベートビーチの手前には、新しく出来たレストラン『BIRU RESTAURANT ビルーレストラン』とその2階には新しいスパ「オーシャンスパ」があります。
この日はメンテナンスとの事でレストランの中に入って写真は取れませんでしたが、白い砂のビーチが良く見える場所に出されていたレストランの紺色のパラソル席は東南アジアというよりも西海岸のような雰囲気がしてお洒落です。
ビルーレストランは1階ですが、ビルーレストランの上の階にリゾート内のスパ、「オーシャンスパ」が出来ました。2階にあるので眺めが素晴しいスパです。スパは後ほど詳しくご紹介致します。
では、早速新しく新築された『ラグジュリーオーシャンビュースイート』をご紹介します。
『ラグジュリーオーシャンビュースイート』は改装して新しくなったレストラン『OCEAN TERRASE RESTAURANT オーシャンテラスレストラン』の上の階、2階と3階にあります。
目の前が全部海!という恵まれたロケーションに建っている建物が『ラグジュリーオーシャンビュースイート』です。
海に面しているガラスのフェンスが付いたバルコニーには、全室ジャグジーが付いているんですよ。贅沢ですね。
上の階に行くのに利用するエレベーターも完備されています。
『ラグジュリーオーシャンビュースイート』のお部屋をドアを開けると直ぐに窓越しの青い海が目に入ります。
お部屋に入るドアを開けた正面に鏡と作りつけの椅子があり、靴を履くときに便利です。
見て下さい、この真っ青な海の色。実際には室内もとても明るいのですが、外の自然光が明る過ぎて上手に写真に撮れませんでした。ごめんなさい。
全室ハリウッドツインのベッドです。ベッドフレームはひとつなので、ハリウッドツインでもダブルベッドとしてもセッティングが可能です。
ベッドの奥のガラスの向こうがバスルームです。
ロールカーテンで目隠しするとこんな感じなんですよ。
バルコニーにあるソファとジャグジーがこのお部屋の最大の特徴です。真っ青な海が目の前に広がり、素晴しい開放感があります。バルコニーにジャグジーが置かれているホテルはバリ島と言えども珍しいです。
バスタブの中に沈んでしまえば外(下の階)からは見えませんが、バルコニーのフェンスは透明なので、他人の視線が気になる方は水着の着用必須です。
このお部屋は、バルコニーのガラス扉を開けると室内のエアコンが切れる仕組みになっています。暑さが苦手な人は、ガラス越しでエアコンの効いた室内からでも外の景色が十分楽しめます。お部屋の中にいてガラス扉を閉め切っていても、室内に波の音がかなり聞こえてきます。
お部屋の中は中心にベッドがあり、ソファも置かれています。お部屋はシンプルですが、十分な広さがあります。
コーヒーと紅茶が作れるセットとミニバーも用意されています。
クローゼットの中にはセーフティボックスと浴衣が用意され、その他に屋内用のスリッパと屋外用のビーチサンダルが用意されています。
バスルームとベッドルームの仕切りはガラス張りなので、バスルームもお部屋もとても明るいです。バスタブに浸かりながらでもベッド越しに海を見る事が出来ますが、バスルームに目隠しをして利用したい場合はロールカーテンを下ろすだけで大丈夫。簡単でとても便利です。
石鹸はアロマ効果のある良い香りの石鹸が3種類用意されていました。アロマ好きな方には嬉しい
サービスです。
次は、『ラグジュリーオーシャンビュープールヴィラ』をご紹介します。
この『ラグジュリーオーシャンビュープールヴィラ』は全部で10棟あり、海に向かってUの字を描く様に建てられています。
遠くから見るとこんな感じに並んでいます。
ガーデン側に繋がっている出入り口はこんな感じ。個人のお家に入るみたいです。
ヴィラは全て1戸建てで、プライベートプールとガゼボが付いています。
ガーデン側から見たヴィラです。
お部屋の中からプールを眺めるとこんな感じ。開放感があって、プライベートプールのある贅沢な
バカンスが満喫出来そうです。
ヴィラのベッドルームはとてもシンプルで使い易そう。
クローゼットの中には、浴衣、セーフティボックスの他に、スリッパやビーチサンダルも用意されて
います。
バスルームも自然光がたっぷり入って明るく、設備も整っています。
バスルームに椅子があるのは女性にとっては嬉しいかも。
アメニティやドライヤーなどもきちんと完備されています。
バスルームはプールに直接出られるように設計されていて、プールへ行く手前にはジェット機能の
付いたバスタブが設置されています。
バスタブとは別にあるシャワーブース。ツインシャワーなので便利に使えそうです。
次に、新しく改装オープンした『オーシャンテラスレストラン』をご紹介します。
真正面に海というロケーションが素敵な、ランチでも気軽に立ち寄れそうなカジュアルなレストラン。ウッドデッキにある屋外テラス席と、半屋内のテーブル席がありますが、目の前の海は岩場で砂浜ではないので、屋外でも砂埃に悩まさされる事は無さそうです。
この日偶然にハネムーナーのお客様用に用意されていた、ハネムーナーに用意されるケーキ。
これは一例でなのであくまでもご参考まで。
次は、新しく出来たスパ、『オーシャンスパ』。こちらのスパからの眺めも素晴しいです。
海の目の前にあるビルーレストランの2階にあるのが『オーシャンスパ』です。
スパのロビーは階段を上がった2階にあります。
オーシャンビューのトリートメントルーム。海に面した窓からは真っ青な水平線が見えます。5スターホテルのスパでもここまで海が近いオーシャンビューは滅多にありません。
マッサージベッドで顔を下に向けるからこそ見えるお花。さりげないおもてなしの気遣いが
感じられます。
スパのバスルームには浴衣やセーフティボックスも用意されているので安心。勿論、洗面所、
シャワー、トイレも完備されています。
ここまでが新しい情報でした。
ここからは、私にとっては初めてのチャンディビーチリゾート&スパの見学でしたので、
空いていたお部屋を見学させて頂きまとめてみました。どうぞご覧下さい。
『デラックスガーデンルーム』
「デラックスガーデンルーム」が有る棟はこんな感じ。この建物の海側に窓があるお部屋は「デラックスオーシャンルーム」で、ガーデンルームは海側ではない方にあるお部屋です。
お部屋のドアを開けると直ぐにベッドが目に入ります。決して広いとは言えないお部屋ですが、必要なものは全てコンパクトにまとまっています。ホテルの豪華さを重視しないでシンプルに泊まるなら十分です。
クローゼットの中にはセーフティボックスと傘が用意されています。
ミニバーとコーヒー・紅茶を用意するセットも置かれています。ミニバー内の飲み物は有料。
ガーデンに面したテラスにはソファとタオルハンガーが置かれています。テラスでは喫煙可。
コンパクトにまとまっているバスルーム。このバスルームは新しく改装したタイプで、バスタブとシャワーが別になっています。これはオランダ人のお客様からのリクエストに答えて別々にしたそうですが、バスタブはお湯をためて入るだけでシャワー機能が付いていないので、日本人にはチョット使い難そうでした。今後は全てこのバスタブとシャワーが別々に分かれたタイプに改装していくそうです。
アメニティもタオルや石鹸など最低限のものは揃っています。
バスタブにはシャワーは付いていません。
シャワーだけのシャワーブース。
次は『デラックスオーシャンルーム』。海に面した場所にあるお部屋なので、テラスやバルコニーから海の一部が見えます。基本的にお部屋の中から海は見えません。
デラックスオーシャンルームのテラス。パラソルがあって、パラソルの下にはサンベッドが置かれています。タオルハンガーも常備。
1階のテラスから海側を眺めると、こんな感じに海が見えます。これの眺めは一例です。
お部屋のドアを開けると直ぐにベッドが見えます。広く無く、決して贅沢なお部屋では無いですが、
必要なものがコンパクトに揃っています。シンプルに泊まるなら十分なお部屋です。
クローゼットにはセーフティボックスと傘が用意されていました。
ミニバーとコーヒー・紅茶を作る用意もされています。ミニバー内の飲み物は有料。
コンパクトにまとまったバスルーム。アメニティも必要最小限のものは揃っています。
これは改装する前に古いタイプのバスルームなので、バスタブにシャワーが付いています。
日本人にはバスタブにシャワーが付いている方が馴染みがあって使い易そうです。
最後に『デラックスガーデンコテージ』の写真をお見せします。この日は満室だったのでお部屋の前から撮った写真のみとなります。
ガーデンコテージは、お部屋は海から離れた場所にあるのでお部屋からはガーデンしか見えません。
海を見たければお部屋から出て敷地内を少し歩かなくてはいけません。
ガーデンコテージはお部屋に入る為の扉の前に、ソファと小さいテーブル、タオルハンガーが置かれていますが、コテージの建てられ方から見てると、お部屋に入る前の場所からもお部屋の中からの見晴らしも、素敵な景色は望めません。
『デラックスオーシャンコテージ』は、お部屋のテラスから海の一部が見えるコテージです。お部屋の内部はガーデンコテージと変わらないとの事です。
こちらがデラックスオーシャンコテージ。お部屋のテラスから海の一部が見えますが、目の前が全て水平線ではない場合が多いので予めご了承下さいね。
次は、メインプールとインフィニティプールをご紹介します。
メインプールはオーシャンテラスレストランの手前にあります。水深は2メートル。泳ぎに自身のある人向けです。
メインプールの一角に作られているジャグジーがあります。プールに入りながらジャグジーも楽しめるそうです。
プールサイドに置かれたデッキチェアでのんびりしていると、時折海の波の音が聞こえてきます。
水平線とプールのブルーが重なるインフィニティプールは、幅9メートル、長さ20メートルの十分な広さがあります。ただ、水深が2メートルもあるので、泳ぎに自身のある人向けと言えるでしょう。
昼間の照りつける太陽の下ではサンベッドで日焼けを楽しんだり、読書したりしている人がまばらに居る程度。サンセットをコノ場所で楽しむのも素敵だと思います。
インフィニティプールの海と反対側には、リゾートのガーデンが広がっています。泳ぐのに飽きたのか、ここでサッカーをして遊んでいる欧米人のお父さんと息子さんを見掛けました。芝生なので多少転んでも大丈夫そうでしたよ。走り回りたい年頃のお子さんにはピッタリですが、椰子の木にぶつからないように気をつけてあげてくださいね。
ホテルロビーにはエアコン完備の個室にコンピューターが2台用意されていましたが、日本語はインストールされていませんので基本的に英語でのご利用となります。この場所は、ビジネスセンターのような役割をしているそうです。
バリ島の東部、チャンディダサのスンキドゥ村にある『チャンディビーチリゾート&スパ』のラグジュリーオーシャンビュースイートは、このお部屋に泊まる為にチャンディダサ1泊旅行の計画を立てたくなる程、予想以上の素敵なお部屋でした。
『チャンディビーチリゾート&スパ』のあるスンキドゥ村は、ダイビングで有名なパダンバイやアメッド、トランベンにもさほど遠くなく行ける為、ダイビングの拠点として宿泊するととても便利。ダイビング三昧で尚且つ大人のリゾート気分も満喫したい!という欲張りなリピーターの方に、お手軽な料金からお部屋がある『チャンディビーチリゾート&スパ』は、是非お勧めしたいリゾートです。バリ島は色々なところに泊まった事がある、という方でも、まだこのお部屋には泊まった事は無い筈。バリ島大好きのリピーターの方、次回のバリ島旅行では、チャンディダサでの1泊をご検討してみては如何でしょうか。
※弊社営業時間外で出発前日・当日の緊急時はマイページ内「出発のご案内書」に記載の「緊急連絡先」へご連絡ください。
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