ホテルレポート
投稿日:2016年5月30日
バリ王のホテル最新情報内でも既にご案内済みですが、昨年2015年5月末から24ヶ月間(2年間)の予定で改装工事が始まった『フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイ』。改装工事開始後、そろそろ1年が経ちます。
約2年間という設定期間を考えても、相当大規模な改装が行なわれているのだろう、と考えていました。ところが、改装工事が開始されてから現在まで沢山のお客様にご利用頂いていますが、工事に関連するクレームはまだ挙がって来ていません。
「なぜ改装工事中なのにクレームにならないのか?」と、素朴な疑問が湧きました。
そこで、どんな風に改装工事が行なわれているのか、また新しく生まれ変わったヴィラは一体どんなヴィラなのか、現在の『フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイ』を見学させて頂きましたのでお知らせしたいと思います。
今回の改装工事について、事前にこのようなお知らせが届いていました。『2015年5月末から約24ヶ月間の予定でレジデンスヴィラ以外の全てのヴィラの改装を順次 進めております。ご宿泊に際して景観や騒音の影響が出ないよう、作業中のヴィラの周辺のヴィラは使用いたしません。
また、ロビー、プールやレストラン等パブリックスペースは通常通り営業しておりますので、平素と変わらず充実したご滞在お楽しみいただけます。』
さて、実際はどうなっているのでしょうか・・・?
メインロビーを通り過ぎ、ジンバラン湾を見渡す景色の中には、改装工事らしきものは目に
入りません。
専用バギーで敷地の中を通っている間も、リゾート内でありながら、なんだかバリの田舎の村に入って来たような錯覚に捕らわれる気がするだけで、工事らしき場所は目に付きません。
暫くしてあるエリアに来ると、他では見掛けなかった、萱で覆われたような建物らしきものが目に入ってきました。そして、通路はその先に行けないように通行止めになっています。耳を澄ますと、かすかに金属音のようなものも聞こえるような気がします。
そして、このエリア一帯の雰囲気は、他のエリアの雰囲気とはちょっと違うんです。何が違うかと言うと、人の気配が全くしないんです。。。不思議に思って、見学を案内して下さったセールスの梶原さんに聞いてみると「今、このエリアで改装工事を行っている最中なので、お客様はここではない場所のヴィラにご案内しているんです。このエリアにお泊りのお客様はいらっしゃいませんからスタッフも来ないんですよ。」との事。どうりで人の気配がなくて静かな訳ですね。
萱で建物全体を覆ったり、目隠しに出来るだけ自然の色に近い色を使っている為、工事している事があからさまには分かりませんでした。工事の音も近くに行ってやっとかすかに聞こえる位のものなので、エリアが違う場所にお泊りのお客様の耳には届かないのも当然ですね。クレームが挙がってこない理由が良く理解出来ました。
さすが、世界のブランド『フォーシーズンズ』。改装工事中とは言え、ホテルの名前に恥じないお客様への気配りがされていたので安心しました。
お客様にご迷惑が掛からない事が良く分かったので、早速改装が終って新しくなったヴィラを見せて頂く事にしました。
『プレミア・ヴィラ』
『プレミア・ヴィラ』の改装前の名前は「オーシャンフロントヴィラ」でした。
今回の大規模な改装工事に伴い、ヴィラの名前も改装前の名前から新しい名前に変わっています。
そして、ヴィラの内部構造を見直して、内部空間を拡大させるように改装したので、改装後のベッドルームは以前に比べて約50%広くなったそうです。以前も狭い感じはしませんでしたが、50%広くなるってどんな感じでしょうか。
今回見せて頂いたヴィラは205の『プレミア・ヴィラ』ですが、改装後の名前が「ガーデン・ヴィラ」、「デラックス・ヴィラ」そして「プレミア・オーシャンヴィラ」の3つのヴィラタイプは、室内外はほとんど同じ造りになっているそうです。
スモーキーカラーに塗られたバリの門戸を開けると、優しい表情の石像がお出迎えしてくれます。
門を通ってヴィラ方向へ歩き出すと、ヴィラとバレ、そしてその先にジンバラン湾が見えます。
ガラス張りのスライディングドアになって、無駄なスペースを使わなくなった分、ベッドルーム兼リビングルームのスペースががとっても広くなっていました。
プランジプールも以前に比べて32%大きくなったそうです。
確かに以前に比べてプールのサイズが一回り大きくなっていました。
そしてプールとお部屋がウッドデッキで?がっている上、大きなパラソルとサンベッドがプールサイドに揃っているので、「このプールでのんびりしたいな」と誰でもが思える仕上がりになっています。
サンセットの時間にプライベートプールでのんびり・・・。
バリの中でも、プライベートヴィラのプライベートプールで水平線に沈むサンセットを眺められるって本当に希少なんですよ。
因みに、改装前はこんな感じでした。プールとお部屋が?がっていなくてバラバラな印象ですね。
オーシャンビュー、サンセットビューをヴィラに居ながらにして満喫出来る様に、外装にも手を入れたそうで、特に茅葺屋根のバレは以前よりももっと広々として、居心地の良い場所になっていました。
お部屋からもバレからも、プールに直接アクセスする事が出来るような造りなっています。
特に、お部屋のガラス張りの窓が全開に出来る開放感は素晴らしいです。
ヴィラとプールとガゼボ、この3つの位置関係に大満足。改装の効果って素晴らしい・・・と心の中でつぶやきつつ、更にヴィラの中を見せて頂きました。
最近のヴィラに多い、自然素材で且つ虫が入ってこないタイプの天井です。
天井の扇風機は、冷房が大好きな方には必要ありませんが、窓を全開にして自然の風を楽しみたい時や、冷房が苦手な方の為にとっても便利です。お部屋の中の風が動いているだけで、無風状態よりも格段に過ごし易くなるんですよ。
ベッドルームに隣接したリビングスペース。
大型テレビは壁に埋め込まれているので邪魔になりません。
大きなソファでゆったり寛げます。
ベッドとソファの間に置かれたライティングデスクには、PC用のケーブルとマルチタイプのコンセントが差し込めるようになっています。
お部屋のミニバーには最近流行りのイタリア製エスプレッソマシーンと電気ポットが用意されています。紅茶とコーヒーも数種類用意されていて無料でお楽しみ頂けます。ミニバー(冷蔵庫)に入っている物は有料です。
ベッドルームの次はバスルームへ。以前はちょっと暗いイメージがあったのですが、改装後は全体的に明るくなって、暗い印象は全くありません。シンクも2つになっていたり、勝手の良さそうなバスルームに生まれ変わっていました。
バスルームの手前にある容量が多くなったクローゼット内には、セーフティボックスや傘などの用意が置かれています。
シンクが2つになったので、朝の洗顔や歯磨きも順番を待たなくて良くなりました。
丸いフォルムで高級感のあるバスタブは改装前と変わらないようです。バスタブに浸かって手の届くところに置かれたバスソルトなどは、改装後からの新しいおもてなし。男女問わずにバスタイムを楽しめるバスアメニティの追加で、明るいバスルームの好感度が更にアップ。
バスルーム内にある独立したシャワーブース。レインシャワーとハンドシャワーの両方が使えます。
白い壁の中に置かれているシャンプーやコンディショナーも使い易い高さです。
改装前のヴィラは、中に入るとちょっと薄暗くて、バスルームも使い難そうだな・・・と思っていたのですが、今回の改装で生まれ変わった新しい『プレミア・ヴィラ』は、バスルームの大きさ自体は変わらないものの、ガラス窓から沢山の自然光が入る、明るく使い易そうなバスルームに生まれに変わっていて感激しました。
最後に、ベッドサイドのテーブルに置かれた電話に注目してください。
日本語が書かれているイラストがあるので、英語が苦手、という方にも使い易そうですよ。
次は、『ジンバランベイ・ヴィラ』
『ジンバランベイ・ヴィラ』の改装前の名前は「オーシャンビューヴィラ」でした。
その名の通り、ジンバラン湾を臨むヴィラはバリ島ならではの贅沢なオーシャンビューとサンセットビューが同じに満喫出来る贅沢なヴィラです。
改装工事を終えたばかりのヴィラは、バスルームの内装も新しくなり、お部屋内の内装、照明、床、天蓋、天井、家具、テレビなどに至るまで全て一新されました。屋外のバレも居心地良く生まれ変わっています。
四角いベッド全体をカバーする為の新しい四角いレールの天蓋。天井からベッド廻りをグルリと四角く囲むので、天蓋で覆われても狭苦しさを感じません。
さらに、ベッドサイドには両側にコンセントが取り付けられているので、携帯電話等の電気機器の充電もし易くなりました。
因みに、改装前のベッドルームはこんな感じ。
ベッドの上には丸いフレームの天蓋が吊るされていました。
ベッド廻りを天蓋で囲むと天井側の方が小さくなるので、ちょっと狭苦しい感じでした。
改装後のベッドルーム側から眺めるプールとジンバラン湾。海を眺めながらプライベートプールに入れるヴィラって本当に希少なんです。
実際に、ベッドルームの中から眺めてみたプールとジンバラン湾はこんな感じです。
ベッドルームの隅に置かれたライティングデスク。小振りでシンプルな机は絵葉書を書いてみたくなりそう。。。
ベッドルームの扉を開けて屋外のガゼボを見たところ。改装後のガゼボは、ゆたりとした屋外リビングスペースとして、ジンバラン湾を眺めながら寛ぐ事の出来る場所になりました。
ガゼボで寛ぎながらジンバラン湾を眺めるとこんな感じです。ベッドルームからの眺めとは違った角度の景色が楽しめます。
ベッドルームに備え付けられた48インチの大きなテレビの下に、コーヒーと紅茶の用意が置かれています。コーヒーや紅茶は何種類か置いてあるので、好きなお茶を飲みながらお部屋やガゼボでゆっくり過ごせます。
クローゼットの中に収納されているミニバー。エスプレッソマシーンもココにありました。
反対側のクローゼットの中には、セーフティボックスや傘、虫除けなどが置かれています。
内装が新しくなったバスルーム。バスタブはそのまま、ダブルシンクは両側の照明が変わってとっても明るくなりました。
ゆっくりとバスタブに浸かりながらでも手の届くところにおかれたアメニティ。バスタイムが楽しくなるおもてなしです。
シンクの鏡の両側に付けられた大きな照明。明るくなって使い易さが増しました。
因みに、改装までのシンクはこんな感じ。シンクの両隣に付いていた照明は小さめでしたね。
バスルーム内で独立したシャワーブールには、レインシャワーとハンドシャワーが付いているので
便利。壁の中に置かれているシャンプーやコンディショナーも使い易い高さです。シャワーブースの向かいにはトイレがあります。
こちらはちょっと野趣溢れる屋外シャワー(で良いのかな?)。竹筒から水か流れて出る仕組みです。
『フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイ』は、6キロにも及ぶ白い砂浜のジンバラン湾を臨む丘に建つオールプライベートヴィラ。
バリ島でしか味わえない自然の豊かさとおもてなしを極めた『フォーシーズンズリゾートバリ アットジンバランベイ』の改装工事で生まれ変わったヴィラは、これから新しい人生を歩み始めるハネムーナーだけでなく、人生を共に歩んできた熟年のご夫婦の記念旅行や、家族が増えて楽しみ方の幅が広がったお子様連れのご家族にもきっとご満足頂けるリゾートです。
次回、ホテルレポートパート2では、『フォーシーズンズリゾートバリ アット ジンバランベイ』での海を見ながらの朝食会場の様子や、お子様連れには欠かせないキッズクラブ、スパ、ジム、そして、海と交わるようなインフィニティプールを備えたスンダラレストランなど、リゾート内の施設をご紹介致します。どうぞお楽しみに!!!
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