【ウブド第一高等学校について】
NPO日本・インドネシア教育文化交流協会のバリ島側での協力高校の代表をお願いしている 高校です。日本との交流を実践されています。学生数は780名。日本と同じ6・ 3・3制で、現在は高校まで義務教育化されています バリ島では小学校4年生から英語が必修授業で、インドネシアの文字はアルファベッ トを使用する有利さもあり、ベーシックな英語力は高校生に備わっています。 また欧州の人々、オセアニアの人々が多く居住する特性から英語を使用する頻度も 高く、観光立国のバリ島では英語力は必須となっています。
また、日本語教育は一部では中学校から開始されます。高校では第2外国語としての選択になりますが、バリ島では他にフラン
ス語、ドイツ語、中国語、韓国語、アラビア語があるなかで97%が日本語を選択しています。バリ島130校全てに日本語教員がいる状態です。
しかしながら日本語教員の日本からの派遣は少なく、ボランティアの日本人教員にたよっている現状です。こういった中、日
本の高校生との交流は、バリの学生たちにとっても貴重な体験となります。
しかしながら日本語教員の日本からの派遣は少なく、ボランティアの日本人教員にたよっている現状です。こういった中、日 本の高校生との交流は、バリの学生たちにとっても貴重な体験となります
現在は | ◎日本の高校生と日本語、英語でのメール交流 |
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◎絵画作品の交換と展示会の実施 | |
◎日本の高校生グループの受け入れ、交流 | |
大阪府立芥川高校和太鼓部 2011年 | |
大阪府立久米田高校和太鼓部、梅花高等学校 2013年 | |
名城大学附属高等学校、長崎南山学園 2014年 | |
◎日本の高校への体験入学 2012年 ウブド第一高校⇒芥川高校 | |
◎ジャパンフェスティバルの参加・交流 | |
◎相互訪問、体験入学 |
高校生の交流が海外に一生の友達を作ることができる機会になればと考えています。
海外に友人をもつことが、グローバルな視野や考えを持つことにつながり、国際平和の元となることを期待しています。
今回は、バリウブド地区のプンゴセカン村及びニュークニン村に受け入れを快諾してもらっています。
生徒のホームステイ中の安全管理や村での受け入れを有意義なものにするため、村全体でご協力頂くことになっています。ホームステイと同時に、その村に滞在するという感覚を持って頂きたいと思います。この地区の家庭は昔の日本農家のように大きな中庭を囲んで建物があります。大家族構成の家庭が多く、離れを一棟提供して頂き、3-5人程度の生徒を1家庭に割り当てる予定です。
文化の違う家庭での滞在となりますので戸惑うことも多いことでしょう。
食事のスタイル、手洗い、水浴びの風習、家族の関係、家々の風習などについて事前講習を実施したいと考えています。
異文化の中に滞在することを意義のある体験として頂きたいと思います。
イメージとしましては、中庭に面した縁台にいると近所の人々が訪ねて来たり、犬や猫、ニワトリが通る光景を見ることができます。また各家では、カゴを編んだりお供え物を作ったりもしており、それらを教えてもらったりすることも可能です。もちろん年配の方に英語はほぼ通じません。小さな子どもたちにも英語は通じません。
グローバル・コミュニケーション能力の発揮を生徒たちに期待したいと思います。
在デンパサール日本総領事の提言を受け、日本とバリ島の教育、文化交流の推進を目的として設立されました。
以下の基本事業を行っています。
- 1.絵巻公演プロジェクト
幅1m全長30mのバリ伝統絵画師によって描かれた、 現在唯一の絵巻物と、講談師も語り、能楽師の舞、ガム ラン音楽、コラボレーション公演主催。
- 2.バリ芸能楽団と日本のアーティストとの
共同作品の日本公演 バリ島屈指の芸能楽団と、能楽・コンテンポラリーとの日本公演ツアー主催
- 3.ジャパン・フェスティバルの主催
日本の伝統芸能グループ、数組をバリ島へ招へいし、バリ島の楽団との共演、またはオリジナルの作品芸を、ウブドの特設会場にて公演。
- 4.日本⇔バリ 高校交流
メール交換、スカイプ授業、共同作品制作。スタディツアー開催。修学旅行受け入れ。
- 5.日本の大学の正式プログラムとして、バリ島またはスバラヤ州での、企業へのインターンシップのコーディネート
今回の企画は、上記の日本・インドネシア教育文化交流協会と、ウブド第一高等学校、及びプンゴセカン村との協力で実施されます。