バリ島の中央、海抜なんと1200メートルのブドゥグル高原(バリ島の避暑地で野菜や果物の産地としても有名!)に位置し、日本でいうところの軽井沢のような涼しい気候(14〜24℃)のなかで避暑地ゴルフを楽しめるのがバリ・ハンダラ・ゴルフです。かつて「世界トップ50グレイトゴルフコース」に選ばれたこともある本格派です。山の緑、高原の樹木、高原の美味しい空気の中でプレーができ、南部にあるバリ島の他コースとは違った雰囲気で楽しめます。またここのキャディさんは全員シングルの腕前を持つ男性で、アドバイスに高い定評があります。スコアメイクできるラウンドになるかも知れません。
コース情報
●空港から約120分
ホテルエリアからのアクセス
●ヌサドゥア地区から約150分
●ジンバラン地区から約120分
●クタ・レギャン地区から約110分
●スミニャック地区から約100分
●サヌール地区から約120分
●ウブド地区から約80分
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ロビー
雰囲気あふれるロビーラウンジからは美しい山が一望できます。
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レストラン
伝統的なインドネシア料理、日本料理など各国の味が楽しめます。
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エントランス
ゴルフ場のエントランスにはバリ島名物の割れ門がお出迎え。
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ゴルフショップ
リーズナブルなロストボールに、クラブオリジナルグッズも揃うゴルフショップ。記念にマーカーは如何でしょう。
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カート
2人乗り(キャディさんはカートの後に立ちます)のカートはコンディションが良ければ乗り入れOKです。
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キャディ
ちょっとごつい感じのおじさん達ですが、みなさんシングルの腕前とか。そのアドバイスは実に的確です。
お肌も喜ぶミストを浴びながら、気分爽快な高原ゴルフ
朝もやが立ちこめる中、いかつい(笑)キャディさんと一緒にティーグランドへ向かいます。背後の山のミストがお肌に良い感じです(*^_^*)。左ドッグレッグということで、ドローボールが打てれば良いのだけど、まだまだ実力不足…。さらに左サイドはOBらしく、ここは堅実にセンター狙いで。2打目はクリークに要注意です。ショートホールの中で一番難しい2番ホールは花に囲まれた箱庭のようなティーグランドが印象的。南国ゴルフを実感しました。
さっそくバリ・ハンダラ・ゴルフの
洗礼を受けることに…(涙)
正面にそびえるヴィラ群に向かって、というアドバイスを受けたものの右側を流れる小川が気になりかなりのプレッシャーに。さすがランク最高難易度のホールです。同行者は飛距離に自信があるようで右側の林越えにトライ。見事ショートカットに成功してました。飛ばない私は、真っ直ぐ全身あるのみ。しかもサードショットから見えるグリーンがとても小さくダボ覚悟な感じ。ここをしのいで良い流れを作りたいところです。
小さい小さいバンカーに泣かされてしまう
気を取り直して向かった4番ホール。高原の打ち下ろしショットなので、番手を下げてチャレンジ。キャディさんの番手の指示を仰いで正解でした。気をよくして向かった5番ホールは苦手な打ち上げホール。右側を狙ったはずがフェアウェイの中央バンカーにはまり、二打目は出すだけに。三打目はあたりは良かったものの小さいガードバンカーにはまってしまいました(泣)。
高原の山並みに向かって爽快ショット!
欲張りは禁物です
正面の山に向かってのティーショットは気持ち良く当たりました(今日いち!)。が、セカンドでグリーン手前にあるクリークへ一直線!キャディさんのアドバイス通り、番手を下げてクリーク前に落とせば良かったと後悔しきり…折角のナイスショットがムダになってしまいました。シングルの腕前をもつキャディさんのアドバイスをキチンと聞こうと反省です。
スコアメイクの鍵はやっぱり
パットなんだなぁ〜としみじみ
いよいよフロントナイン最終ホール。左ドックレッグのPAR5です。左はOBゾーンなのでここは固く真ん中狙い(飛距離のある上級者の方は左サイドからドローボールで)です。4オンでグリーンに乗ったものの、傾斜とうねりが強く全くタッチが合いません。パターの強さばかりはキャディさんもアドバイスできず…あ〜まさかの4パットになってしまいました。
軽い打ち下ろしで距離も短いのでノンプレッシャーです
さてさて、前半は約2時間ちょっとで周りそのまま後半戦へ。スループレイだと集中力が途切れずいい感じです。10番ホールは右側に南国らしく茂った深緑の木々、澄み切った南国の青空、遠くに見えるバリ民家とまるで絵に描いたような風景が広がります。グリーンまで打ち下ろしで花道も広く、まったくプレッシャーなし!おまけにグリーンが手前に受けているので、ゴルフビギナーに近い私もパーがとれました。
神様お願い!バリ島の木々に願いを込めて
13番ホール全体を囲む多くの樹木はチェンパカの木。どんな木なのかしら?と後で調べたらこの木からとれるオイルは、世界中の香水の原料になるそう。バリ島では髪の毛につける香料として使われているそうです。木の妖精がいそうな13番は左右のバンカーさえ気をつければアプローチも簡単です。そしてコース最後のPAR3となる14番は右サイドに竹林が見え、グリーンには3つのガードバンカーが待ち受けています。キャディさんのアドバイスは手前からではなく、ピンに当てる気持ちでデッドにとの事。“神様、私に勇気を”と願いが通じたのか見事ナイスオンです。
またもやクリーク出現!無事、越えることができるか…
打ち下ろしの右ドックレックは、思い切って右側のバンカーを狙ってナイスショット。セカンドは欲張るとクリークに行くかも、と言われ番手を下げてクリーク前に落とします。このアドバイスのお陰でクリークもなんなく越えることができました。6番ホールも言うこと聞いていればなぁ〜と。いよいよ難易度が高い上がり3ホールがスタート!HDCP2の16番のティーショットは打ち下ろし、そこから見えるグリーンは傾斜しています。聞けばこのホールのグリーンは名物との事です。
上がり3ホールはパターのタッチが合うかどうかが鍵
ティーグランドからグリーンが見渡せる17番ホールは左側がジャングルのよう。左から右に傾斜しているので左を狙い、ヤシの木が茂るバンカーを越える事ができました。パーオンしたもののグリーンも左から右へ傾斜に。左につけたい所、右側にいってしまい痛恨の3パット。最終18番ホールは、クラブハウスに向かってティーショット。ここでもフェアウェイは左から右に傾斜するので左を狙います。ようやっとパターのタッチが合いボギーで上がることができました。
ティーグランドからグリーンが見渡せる17番ホールは左側がジャングルのよう。左から右に傾斜しているので左を狙い、ヤシの木が茂るバンカーを越える事ができました。パーオンしたもののグリーンも左から右へ傾斜に。左につけたい所、右側にいってしまい痛恨の3パット。最終18番ホールは、クラブハウスに向かってティーショット。ここでもフェアウェイは左から右に傾斜するので左を狙います。ようやっとパターのタッチが合いボギーで上がることができました。
初めての高原ゴルフ!涼しくて疲れ知らず!
バリ島南部とまったく温度が違うので、とても涼しく疲れをまったく感じませんでした。しかもコースへのカート乗り入れもOKだし、シングルの腕前を持つキャディさんのアドバイスも的確だし、余りの快適さに2ラウンドしようかな、と思ったほどです。キャディさんは一見、いかつくて怖い感じがしましたが、とても優しく教えてくださりまるでラウンドレッスンを受けているかのよう。ここに1週間ゴルフ合宿すれば、かなり腕前が上がるのではと思います。ここは初心者レベルの私も、上級者の同行者もそれぞれの腕前に合わせてコース戦略が立てられるのも良いですね。しかも日本と違ってバリ島のゴルフは詰め込みすぎないので、焦ることなくゴルフがエンジョイできます。