ウエスト棟と新築のイースト棟を徹底比較！『リンバ･ジンバラン･バリ･by･アヤナ』　

『リンバ ジンバラン バリ byアヤナ』（以下リンバ）は、アヤナリゾート＆スパ バリ（以下アヤナ）の敷地以内にあるホテル。アヤナリゾート＆スパの有する90ヘクタールもの広大な敷地の中の一角、森に囲まれた静かな場所に建っています。

空港からの距離は約10キロと、比較的近い場所にありますが、空港付近の平坦地から一転して、ジンバラン湾の上にある小高い丘を目指して距離のある坂道を登るので、イメージとしては若干く感じるかもしれません。

リンバにご宿泊のお客様は、リンバの諸施設だけでなく、アヤナの施設もご利用いただけますし、逆に、アヤナのお客様がリンバのプールで遊んだりするのも可能。双方のリゾートを行ったり来たりして楽しむ為に、リンバとアヤナの間には、ホテルからのサービスとして、無料のシャトルサービスをご利用頂けるので、ホテルに居ながらにして、数多くのプールや、バリ島の自然が織り成す雄大な景観を楽しむことが出来ます。

まず、元々あるホテル棟は「ウエスト（西）棟」と呼び、新しいホテル棟は「イースト（東）棟」と呼んで区別するようになりました。

アヤナの敷地内でリンバへ向かう道路を左折したあと、リンバの駐車場の手前から左折すると元からある「ウエスト（西）棟」に行く道ですが、新しい「イースト（東）棟」へは駐車場の手前を
右折します。

今回は元のウエスト棟から新しいイースト棟に向かったので、バギーカーで送って頂きました。一般のお客様でウエスト棟に到着して実はイースト棟だった、という場合にもバギーカーでお送りしているのだそうです。




こちらが新しく出来たイースト棟の外観です。初めて見た印象は、とても小規模で小さく感じましたが、それはこの建物が手前から奥に向かって縦長に造られているからです。実際はとても大きくて立派な建物です。



こちらが「イーストロビー」と呼ばれている新しいロビーです。元のウエストロビーは黒を効かせたシックでモダンな印象ですが、こちらは明るいクリーム色が貴重になっているので、柔らかい雰囲気がします。女性のお客様やお子様にはこちらの雰囲気の方が好まれると思います。

レセプションデスクも淡いグリーンと木のオブジェで柔らかい雰囲気です。



ロビーフロアの一角には、木の葉をモチーフにしたようなユニークで可愛らしい形のソファが置かれていました。



ここでちょっと気になったので、ロビーのトイレ（女性用）にお邪魔してみました。ホテルのロビーは公共の場。ホテルがどんな配慮をしているのか興味津々。

ここがトイレ?と思ってしまったほど、ロビーに置かれていたのと同じソファがあって、まるで客室みたいに綺麗でした。



そして、ロビーのトイレにウォシュレット機能が付いていました。パネル表示は英語ですが、日本でお馴染みのマークがあるので使い勝手は良いです。

ホテルのロビーのトイレでのウォシュレットはまだバリ島では珍しいですが、これからどんどん変わっていくのかもしれませんね。



ロビーの案内版に表示のある「スカイブリッジ」に行ってみます。



「スカイブリッジは、森の自然を身近に感じて頂くコンセプトで造られました」との事で、この橋には意図的に屋根を付けていないそうです。



スカイブリッジから見たイースト棟の外観。大きな建物が手前から奥に向かって長く伸びている様子が分ります。建物の前にあるプールは、プールアクセスのお部屋用としてだけでなく、パブリックプールとして使える為、ウエスト棟にご宿泊のお客様やアヤナにご宿泊のお客様でもご自由にご利用頂けるプールだそうです。



プールを挟んで建物の反対側中央辺りに見えるのが「フォレストバー」。プールからアクセス出来るバーで、プールと森の景観を両方楽しみながら、軽食やお食事を楽しんで頂けます。普通のプールサイドにあるバーと違って、バーの建物自体が別の場所に造られているので、より一層森が身近に感じられる場所になっています。





お部屋をご紹介する前に、リンバで特に質問の多いと言われる「部屋着」をご紹介します。

これがリンバの「部屋着」です。オリジナルの柄がプリントされた綿生地を使ったオリジナルの部屋着。着用方法は頭から被るタイプです。サイズはMとLの2サイズあります。Mは女性用、Lは男性用として用意しているそうですが、どちらのサイズもゆったり大きめなので、一般体型からややふくよかな方まで問題なく着用出来ます。全部のお部屋のクローゼットにはこの部屋着が用意されていますのでお部屋でリラックスする時にご利用下さい。



それでは、早速お部屋をご紹介します。

今日見せていただいたのはイースト棟と「プールアクセスルーム」です。

プールアクセスルームの特徴である、お部屋のテラスから直接プールに入る事が出来るテラス部分を除いては、お部屋の内部・備品等は、「ジンバランルーム」「ヒルサイドルーム」そして「オーシャンビュールーム」そして「プールアクセスルーム」の４つともすべて同じ造り・同じ物になっているそうです。部屋の名前の違いは、窓から見える景観の違いによるものですので、お部屋自体は４つのカテゴリー共同じ、とお考え下さい。


このお部屋の床面積は47�uあり、お部屋の中に入った時の印象は、「あ、広い」と一瞬で感じます。とても広々として開放的な感じです。

奥に窓が見えている画像はお部屋に入って直ぐの場所からの様子で、奥にクローゼットが見えている画像は窓を背にして写した画像です。

広々とした部屋はとても明るくて優しい雰囲気に溢れています。部屋のコンセプトは「トラベルグッズ」なんだとか。トラベル=旅をイメージさせる小物がセンス良く使われています。





イースト棟のお部屋もウエスト棟のお部屋も、お部屋の中にソファが用意されています。大半のソファはお休みになる為のソファベッドとしてはご利用頂けませんが、中には広げると長方形になり、ソファベッドしてご利用頂けるソファや、より大きなソファベッドを置いているお部屋もあります。より大きなソファベッドは3人目のエキストラベッドとして有料でご利用頂くそうで、エキストラベッド自体を別の場所から持って来てお部屋に入れる、ということはしないそうです。



お部屋に入ってベッドルームの手前にバスルームがあります。

入り口から奥に長くなっているバスルームは、一見狭く見えますが、中は広くて使い易そうです。



タオルは洗面台の下に、アメニティは洗面台に置かれているボックスの中に入っていました。アメニティグッズはリンバのオリジナルパッケージです。



新しいイースト棟のお部屋のバスルームのお勧めポイントは、「日本人にも好まれる洗い場のあるシャワーとバスタブが一緒になった新しいタイプのバスルーム」になっていること。洗い場には、大人と子供が一緒に入っても十分な広さが確保されています。シャワーは移動式のハンドシャワーとレインシャワーの両方が付いていますので使い分けが可能です。



新しいイースト棟は全てのトイレがウォシュレット機能付きなのも魅力です。



クローゼットの中には、部屋着とアイロン台が用意されて尚広いスペースが残っています。隣にはセーフティボックスなどが分り易い状態で用意されています。



次はスイートのカテゴリーのお部屋をご紹介します。

まず、リンバには「ジンバランスイート」と、「オーシャンビュースイート（旧プレミアムビュースイート）」のふたつのスイートがあります。

今回見せて頂いたのは「オーシャンビュースイート（旧プレミアムビュースイート）」のお部屋ですが、もうひとつあるスイートの「ジンバランスイート」もお部屋の造りや備品は全く同じになっています。違いは窓からの景観のみ。「オーシャンビュースイート（旧プレミアムビュースイート）」は、バルコニーから森と遠景に海が見えるパーシャルオーシャンビューになっています。　「ジンバランスイート」のほとんどは森の景観になります。


これは、イースト棟のプレミアムビュースイートで、コネクティングルームになっているお部屋のドアです。左右にドアがありますが、このドアを開けた中にもそれぞれ別のドアがあり、廊下に面した外側のドアは閉めて、内側のドアを開けておくと、隣のお部屋と行き来が可能になる仕組みに
なっています。



こちらは向かって左側のお部屋で、ツインベッドになっています。基本的にコネクティングのお部屋は、ツインとダブルのお部屋が繋がっているタイプです。広々として、大きな窓から沢山の自然光が入る気持ちの良いお部屋です。



ベッドの奥いリビングスペースが取られていますが、若干狭い気がします。ソファではなくて椅子とテーブルだけなので、そう感じるのかもしれません。



リビングスペースとドア側のスペースを隔てる形で作られているクローゼット。
左右両方の扉が開くタイプです。



ミニバーはジンバランルームと同じタイプです。



そして、こちらがバスルーム。木の葉のような形のライトがついた大きな鏡。バスタブの在る側が窓になっているのでバスルーム自体も昼間はとても明るいです。



全室に完備されているウォシュレット機能付きのトイレ。



トイレの隣には独立型のシャワーブースになっています。シャワーブース内には、レインシャワーとハンドシャワーの両方が付いています。



窓側に設置されたバスタブ。覗かれる心配が無い場所なので、窓の外に広がる森と水平線を眺めながら、優雅なバスタイムが過ごせそうです。



最後にスイートルームのバルコニーをご覧下さい。

先ほどのバスルームの隣に位置していますので、景色はほぼ同じ。森と遠くに水平線が
望める場所です。



写真の奥にうっすらと見えるのがインド洋の水平線です。お分かりいただけるでしょうか？



スイートにもバルコニーにタオルハンガーが置かれていますので、濡れた水着などは屋外で干すことが出来ます。




最後に、一覧表にして、元からあるウエスト棟のお部屋と新しいイースト棟のお部屋とを並べて比べてみましたのでご覧ください。

元からあるウエスト棟	新築のイースト棟
プールアクセスルーム、ジンバランルーム、ヒルサイドルーム、オーシャンビュールームの４つのカテゴリーの違いは、景観のみです。お部屋の造りなどは全て同じで、備品も同じです。 床面積38�u 森をイメージした落ち着いたインテリアのお部屋。 ツインベッドの場合は横120センチ、長さ200センチのサイズが2台入ります。 エキストラベッドは元々部屋にあるソファベッドをベッドの代わりにしますので、別のベッドを外から入れるわけではありません。	プールアクセスルーム、ジンバランルーム、ヒルサイドルーム、オーシャンビュールームの４つのカテゴリーのの違いは、景観のみです。お部屋の造りなどは全て同じで、備品も同じです。 床面積47�u 色を抑えて、クリームをメインに使った明るいお部屋。 ツインベッドの場合は横120センチ、長さ200センチのサイズが2台入ります。 エキストラベッドは元々部屋にあるソファベッドをベッドの代わりにしますので、別のベッドを外から入れるわけではありません。
バスルーム アメニティはどのお部屋も同じです。 曲線が多用された個性的なバスルーム。トイレはエコウォッシャー付のタイプです。	バスルーム アメニティはどのお部屋も同じです。 新しく造られただけあって、日本人向けの洗い場のシャワーブースとバスタブが一緒になって、レインシャワーも付いています。とても明るく使い易そうです。トイレはウォシュレットです。
クローゼット	クローゼット
クローゼットの中身は基本的に全てのお部屋が同じ内容です。 部屋着、アイロン台、セーフティボックスなどが入っています。
ミニバー バスルームにも共通する、黒を貴重にした都会的でモダンタなスタイルのミニバー。	ミニバー 部屋のコンセプトのトラベルグッズにちなんで、スーツケースのような形をしたミニバーです。お部屋の中がパッと明るくなり、上品さを失わないグリーンとブルーのコンビネーションが 素敵です。

元からあるウエスト棟	新築のイースト棟
ウエスト棟スイート 床面積70�u 入って直ぐのエントランスがとっても広くて、フローリングの床が落ち着いた印象。入って直ぐの位置からはべッドは全く視界に入らないです。 部屋の中まで進んでようやくベッドが見えました。窓からベッドまでが遠いので部屋の中は若干暗い印象です。 ベッドの後ろからバルコニーを眺めたところ。	イースト棟スイート 床面積55�u ドアを開けてお部屋に入って直ぐにベッドが目に入りますが、広さ的にはゆとりを感じます。窓からの自然光がとても明るいです。 窓側のベッドとバルコニーの間のスペースにはソファが置かれています。
ウエスト棟スイートのリビングスペース リビングスペースには変形のソファセットがあってスペースも広々。	イースト棟スイートのリビングスペース 残念ですが、リビングとして取られたスペースは 狭いです。
ウエスト棟スイートのミニバー キャビネットに収納されたミニバー。	イースト棟スイートのミニバー ミニバーの存在自体がお部屋のインテリアの一部になっていてお洒落。
ウエスト棟スイートのバスルーム スイートのアメニティは全室ロクシタンのプロダクツ。 かなりスペースの広いバスルームは、日本人には広すぎて使い難いほどです。 バスルーム内に窓はありません。 普通のトイレ。	イースト棟スイートのバスルーム スイートのアメニティは全室ロクシタンのプロダクツ。 ある程度の広さがありますが、広すぎることは無いです。 窓から外の景色が見られるので、バスタイム中も開放感に溢れています。 ウォシュレット機能の付いたトイレ。
ウエスト棟スイートのクローゼット 中は広々としています。	イースト棟スイートのクローゼット インテリアの一部として壁のようなタイプの クローゼット。
ウエスト棟スイートのバルコニー 二人で座れるソファーと、一人掛けの椅子２脚とテーブルが別々に置かれています。 バルコニーからの参考の景観はこんな感じです。	イースト棟スイートのバルコニー 一人掛けの椅子が2脚とテーブル。 バルコニーからの参考の景観はこんな感じ。

新しいリンバのイースト棟は、元からあるウエスト棟よりも、もっと森を身近に感じられるビルディング棟だと感じました。
今までのリンバは個人的に少し都会的なホテルだと思っていたのですが、今回新しいイースト棟のお部屋を拝見させて頂き、自然に溶け合う明るさと温かみを感じました。
リンバには心癒される森の景色、隣のアヤナにはダイナミックな海があります。
旅行中はリゾート内で思う存分楽しみたい!とお考えがある方には、どこに出掛けなくても一日中楽しめる、リンバ、お勧めです。

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