こんにちは、S子です。
今回はホテルではなくバリ島で1年に1回行われるお祭り【ニュピ】についてご紹介します。
バリ島の人々はバリ・ヒンドゥー教を信仰し「ウク暦」と「サカ暦」の二つの暦に従って生活しております。
ニュピは、その「サカ暦」の新年にあたり、バリ・ヒンドゥー教徒にとって最も需要な日なんです。
日本のお正月がバリ島でいう【ニュピ】になります!
毎年日にちは異なりますが、今年のニュピは3月28日!
この日は「静寂の日」とも呼ばれ1日中室内で瞑想し精神的な浄化をするという日となります。
ニュピ当日の夜明け(だいたい朝6時頃)から翌日の夜明け(だいたい朝6時頃)までは「火や電気を使わない」「外出をしない」「仕事をしない」「殺生をしない」と定められて、欲望や願いを捨て静寂な時の中で悪霊が去るのを瞑想して待ちます。
もちろんこちらは観光目的のお客様、バリ・ヒンドゥー教徒でなくてもまさに郷に入っては郷に従え例外なしです!
バリ島に住む外国人、異教徒、そして各国からの観光客含めバリ島に滞在するすべての人が従わなければいけない大事な日となっております。
ニュピの日の滞在の方に関しましては、24時間外出が禁止され、ホテル敷地内から出ることができません。
ニュピ当日ホテルにおいては、レストランと電気の使用が可能ですが、レストラン・スパも時短営業になったり、一部メニューの提供が制限されることもございます。
航空機・自動車・バイク・自転車などの乗り物は一切使用禁止のため、空港も閉鎖され、街中のレストランや商店はお休みとなり、さらにオプショナルツアーの催行も中止となります!
そんなあえてその時に滞在しなければならない人以外は避けられがちなニュピですが、個人的には結構好きだったりします。
極力外には明かりが漏れないようにするのでホテル内でも夜は懐中電灯を持ちながら移動するくらい真っ暗なんですが、そのおかげで明かりに邪魔されない為、星空がとっても綺麗で幻想的♪
ニュピ限定ディナーやニュピならではのテレビプログラム等も用意しているホテルもあり、前日は【オゴオゴ】という人形の山車やみこしが町を練り歩く大変賑やかな前夜祭も!!
1年に1回しかない特別な日【ニュピ】
神々の島バリ島で心を浄化しながらこの日しかできないバリ島ならではのお祭りを体験をしてみるのもいいですね♪