バリ島に住んでいても、時々思い出してつい食べたくなってしまうのが、ジンバランビーチのシーフードBBQ。
かれこれ、20年以上からの名物になりますが、ジンバランビーチのシーフードBBQは根強い人気があります。
本当はサンセットを眺められる18時前位の時間に行くのが一番素敵なのですが、今回はサンセットが終わって暫く経った頃、ウルワツ寺院とケチャファイヤーダンス鑑賞に含まれている夕食に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
ジンバランビーチにはビーチに沿ってズラリとシーフードBBQのレストランが立ち並んでいます。
車を降りると、頭上には大きな看板があり、前方には何故かガネーシャが置かれています。
屋根つきの建物を抜けると、正面が白砂のビーチです。
ビーチに向かってライトアップされているので、足元は明るいです。
ビーチの最前列の席に座ると、打ち寄せる波の音がとても良く聞こえてきます。
ビーチに向かって右側の水平線上に見えている夜景はングラライ国際空港。
空からゆっくりと降りてくる飛行機のライトを見ることが出来ますよ。
ジンバランビーチのシーフードBBQのレストランは、それぞれ隣り合っていますが、壁のように間を仕切るものは置かれていないので、広々とした開放感があります。
ほとんどのレストランでは専用のステージを持っていて、バリニーズダンスを上演したりしてお客様に楽しんでいただけるように工夫を凝らしています。
そして、出来上がりがこちら。
一皿の上に魚、エビ、イカのフリッター、魚のワンプレートに空芯菜の炒め物とカニのスープ、白飯が付きます。
普通の女性が1人で食べるにはちょっと多いかな、という量があります。
好みに合わせていただく、サンバルと呼ばれるインドネシアのタレ。
基本はチリのホットで辛いサンバルですが、ここではガーリックをきかせた辛くないオイルもあります。
シーフードBBQは殻や骨は付いたまま焼かれているので、召し上がる時には十分注意して下さいね。
メニューには載っていませんが、ミーゴレンやナシゴレンなどのも裏メニューであるんですよ!チョット暗いかな、と思って日本語を話すニッキー君に行ったらテーブルのキャンドルを追加してくれました。
食事が始まって暫くすると、定番の流しのバンドが登場しました。
リクエストも聞かずに、いきなり歌いだしたのはキロロのヒット曲。
バンドさんも時代に合わせた新しい曲を覚えるのは大変でしょうね。
久しぶりに行きましたが、やっぱりビーチで食べるシーフードBBQならではの雰囲気に満足しました。
正直に言うと、食事自体はもの凄く美味しい!!!、というほどでは無く、スパイシーな味が嫌いではない方にとっては、なかなか、まぁまぁ、そこそこかな!? といった感じですが、ビーチに打ち寄せる波の音をBGMに、潮風に吹かれて食事を摂る、なんていうシチュエーションは、バリ島に遊びに来たからこそ楽しめる、特別なシチュエーションだと思います。
そうそう。
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ビーチのレストランでお食事を楽しむ時は、砂の上に置かれているイスをまずグッと体重を掛けて砂の中に押し込むようにして、固定させてから座ると倒れ難いのでお勧めです。