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バリ島レポート 『セントレジス バリ リゾート』レポート1 お部屋編

(BB) 2017年8月

 

ヌサドゥアの中にある特別地区、BTDCの敷地からは少し離れた場所にある『セントレジス バリ リゾート』。
この5つ星ホテルには、ヴィラタイプとビルディングタイプのホテル棟のお部屋があります。

ホテル棟にある客室は全室スイートルーム。客室担当のバトラーが配置されていて、客室担当のバトラーはお客様がチェックインした後、チェックアウトまで24時間体制でお客様個人のニーズにあったきめ細やかなサービスを提供してくれます。

早速お部屋をご紹介します。

今回私が体験宿泊をしたのは、『セントレジス バリ リゾート』(以下、セントレジス)のリーディングカテゴリー、「セントレジス・スイート」。ホテル棟の2階から6階にある客室です。

まずお部屋のドアを開けて中に入ってすぐのエントランス部分。普通のホテルのお部屋はこのエントランスが無いところも多いのですが、ここは日本の玄関のようなスペースが取られていました。(段差はありません)

エントランスの壁には、お出掛け時に利用出来るビーチバッグと、男性用、女性用の帽子が壁に掛けられています。
そして、何故か無料のコーヒーと紅茶、カップなどが用意されているキャビネットがここに置かれていました。
飲み物が用意されたキャビネットをエントランスに置くなんて、ちょっと不思議です。
 

 ザ・セントレジス バリ リゾート エントランス部分に置かれたキャビネット ザ・セントレジス バリ リゾート エントランス部分に置かれたキャビネット

エントランスからお部屋へ入ると、まずゆったりとしたソファが置かれた、広々としたリビングルームがあります。

 ザ・セントレジス バリ リゾート セントレジス・スイート リビングルーム ザ・セントレジス バリ リゾート セントレジス・スイート リビングルーム

リビングルームのライティングデスクの引き出しには、鉛筆、消しゴム、ホチキス、定規など、旅行では持ち歩くことの少ない文房具が用意されていました。

 リビングルーム ライティングデスクの引き出し リビングルーム ライティングデスクの引き出し

リビングルームとは上品なカーテンで一部仕切られたその奥が、ベッドルームになっています。

 ザ・セントレジス バリ リゾート セントレジス・スイート ベッドルーム ザ・セントレジス バリ リゾート セントレジス・スイート ベッドルーム

ベッドの向こう側には広々とした窓とバルコニーがあります。
この部屋からの景色は6階からのものなので樹木は眼下ですが、5階またはそれ以下の階からの眺めは椰子の木などの緑が見えるそうです。

ベッドルーム側にあるバルコニーからリビングルーム側を見たところ。
リビングルームとベッドとの境にあるカーテンは部屋の幅半分だけですが、ソファ部分はしっかり隠れるので閉塞感が無くて丁度良い感じです。

 
部屋の真ん中辺りに位置するウォークインクローゼット。中に独立した電灯が付いていますので、扉を締め切った状態にしても内部は暗くありません。備え付けの棚に、セーフティーボックスとドライヤーがあります。

 セントレジス・スイート ウォークインクローゼット セントレジス・スイート ウォークインクローゼット

部屋の一番奥、ベッドの向かい側にあるバスルームは、広々していながら、それぞれの場所で必要なものがすぐ手の届く場所に用意されていたので、とても快適でした。このクラスのホテルではダブルシンクは当たり前ですが、シンクの前の鏡に電気が点くようになっているタイプはまだ珍しいです。

 セントレジス・スイート バスルーム セントレジス・スイート バスルーム

バスタブは大きめで横幅もたっぷりしたサイズです。身長158センチの私は、バスタブの縁に頭を乗せて、まっすぐに足を延ばしても足先までお湯の水面に浮くことが出来ました。テレビもあります。

 セントレジス・スイート バスタブ セントレジス・スイート バスタブ

ダブルシンクの棚に置かれたバスルームアメニティは、バリ島のホテルの中で最も充実した品揃えと言って過言ではありません。お客様が必要とするかもしれない細かなところにまで行き届いたおもてなしが感じられます。

 セントレジス・スイート ダブルシンク セントレジス・スイート ダブルシンク

 セントレジス・スイート バスルームアメニティ セントレジス・スイート バスルームアメニティ

バスタブの反対側には、それぞれ独立したシャワーブースとトイレがあります。

 セントレジス・スイート シャワーブースとトイレ セントレジス・スイート シャワーブースとトイレ

レインシャワーとハンドシャワーのあるシャワーブース。

 セントレジス・スイート シャワーブース セントレジス・スイート シャワーブース

トイレはウォシュレットではありませんでしたが、一般的なサイズのトイレよりも大きいサイズで、座った時により安定感がありました。

 セントレジス・スイート トイレ セントレジス・スイート トイレ

バスルーム内のフェイスティッシュとトイレットペーパーの三角部分にセントレジスの刻印を発見。ティッシュの三角折はホテルでは当たり前になっていますが、刻印が使われているのは初めて見ました。ロゴの刻印をこんなところに使うという心配りに、高級ホテルとしてのこだわりを感じます。

 
広々としたバルコニーには、一人掛けのイスと2人で座れるソファが置かれています。

 セントレジス・スイート バルコニー セントレジス・スイート バルコニー

バスルーム内で一番奥にあったバスタブの置き位置がユニークで、窓のロールスクリーンを開けておくとバルコニーからバスタブが見えます。

 
セントレジスの客室バトラーのサービスを実体験

せっかくの体験宿泊、出来るだけ多くの事を体験してご紹介するべく、セントレジスの客室バトラーのサービスを体験してみました。

セントレジスでは、客室専用のバトラーが24時間体制でスタンバイしています。

チェックインの時に「コーヒーや紅茶はいつでもお好きな時間にバトラーがご用意致します」との案内を受けたので、エントランスなんて変な場所にキャビネットが置かれているのは、バトラーさんが飲み物を用意する為なんだ、と合点がいきました。

そして、バトラーさんがどんな風に作ってくれるのか興味が湧いたので、早速コーヒーを注文してみることに。
部屋にある電話の0番を押して、カフェラッテとホットミルクをオーダー。待つこと15分位。。。遅いな、と思い始めた頃、ドアをノックする音が。。。

ドアを開けると、注文した飲み物をトレーに載せた、可愛らしい女性のバトラーさんでした。

 ザ・セントレジス バリ リゾート バトラー ザ・セントレジス バリ リゾート バトラー

リビングルームのテーブルに持ってきた飲み物を揃えてくれます。
クッキーも添えられていて、まるでカフェで注文したような感覚です。

 ザ・セントレジス バリ リゾート 客室バトラーサービス ザ・セントレジス バリ リゾート 客室バトラーサービス

エントランスに置かれていたキャビネットのコーヒーを使って用意してくれるものと思っていたので、「部屋に置いてある無料のコーヒーを使って用意するのではないのですか?」と尋ねると、「お部屋に用意しているのは普通のコーヒーと紅茶なので、カフェラッテなどはバトラールームで用意をしてお持ちしています。客室担当のバトラーは24時間居ますので、コーヒーのサービスはいつでもご連絡下さい」との事。アイスでもホットでも、どちらでも可能なんだそうです。

例えば、夜ディナーから帰ってきて、寝る前にちょっと紅茶が飲みたくなったら時や、次の日の朝起きて、朝食レストランに行く前に、自分のお部屋で淹れたてのコーヒーが飲みたい時、0番で頼めるのは便利で嬉しいサービスです。


体験宿泊で経験した、セントレジスの「ターンダウン」サービス。

夜の支度を整える「ターンダウンサービス」。
夕方、お客様が出掛けている間に、ハウスキーピングのスタッフがお部屋のカーテンを閉めて電気を点けたり、ベッドを直ぐに寝られる状態に整えたりする事を「ターンダウンサービス」と呼びます。 

今回体験宿泊したセントレジスのターンダウンは、ホテルに見合ったとても落ち着いた高級感溢れるサービスでした。

 ザ・セントレジス バリ リゾート 「ターンダウンサービス」 ザ・セントレジス バリ リゾート 「ターンダウンサービス」

ベッドの足元に用意されたトレーの中には、靴磨き用の布や、洋服用のブラシ、ランドリーバッグなどが揃っていました。使わなくても用意されているところが高級ホテルならではのこだわりのサービス。

ふと足元を見ると、ベッドの左右それぞれに新しく白いマットが敷かれ、包みがひとつ置かれています。

セントレジスのロゴ入りの包みを開けると、フワフワで肌触り抜群のスリッパが入っていました。このスリッパのクオリティはバリ島のホテルの中でも断トツトップです。品質の良いスリッパを提供する事に、高級ホテルのこだわりのあるおもてなしが感じられました。

 ザ・セントレジス バリ リゾート スリッパ ザ・セントレジス バリ リゾート スリッパ

 
 
セントレジス・スイートでの体験宿泊を経て

セントレジス・スイートでの体験宿泊では、24時間バトラーが自分の為に淹れてくれるコーヒーのサービスをはじめとした、「バリ島の高級リゾートでのんびり過ごし、贅沢な気分を満喫する」という夢が叶えられるホテルであることを実感しました。また、お客様に要求される前に、必要な事を高いクオリティと共に提供しようとするホテルの姿勢もしっかり伝わってきました。日本語スタッフが24時間常に常駐しているわけではないので、英語は全くダメという海外旅行が初めての方には少々使いこなすのが難しいホテルかもしれませんが、少々の英語を使う事にストレスを感じない場合は、非常に快適に過ごせるお部屋でした。
 

 
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